店舗と自社ECの在庫一元管理で売上もアップ
渋谷区神宮前3丁目にあるセレクトショップ「B.R.SHOP」。2013年秋にスマレジを導入して既に2年半が経過しています。
スマレジAPIを使って「B.R.SHOP」と自社運営ECサイト「B.R.ONLINE」を在庫一元管理し、オムニチャネルを実現しているとのことで、スマレジの使い勝手や在庫管理についてB.R.SHOP、B.R.ONLINEのスタッフの皆さんにインタビューをしてきました。
渋谷区神宮前3丁目にあるセレクトショップ「B.R.SHOP」。2013年秋にスマレジを導入して既に2年半が経過しています。
スマレジAPIを使って「B.R.SHOP」と自社運営ECサイト「B.R.ONLINE」を在庫一元管理し、オムニチャネルを実現しているとのことで、スマレジの使い勝手や在庫管理についてB.R.SHOP、B.R.ONLINEのスタッフの皆さんにインタビューをしてきました。
ーこの場所にお店をオープンして20年近くになるということですが、どういったきっかけでスマレジを導入したんですか?
導入当時、この店舗に加えて自社でECを一店舗やっていて2つの販売経路があったのですが、その在庫の共有や連動が完全に手動だったということが一つのきっかけです。売上に関しても、毎日の売上をエクセルに店舗とECで入力していき、そこから分析するというやり方だったので、売上分析の精度を上げたいという思いもありました。
ー2013年当時、在庫一元管理や売上分析ができるPOSレジはほかにもあったと思います。なかでもスマレジを選んだ理由というのは何だったんでしょうか?
当時は、ECと店舗の在庫や売上を「リアルタイムで連動」できるシステムはまだ少なかったんです。そして、そういったシステムを有するPOSレジの導入には高額な費用がかかったんですよね。弊社の場合は、オンラインでどんどん商品が売れていくのと平行してお店でも商品を販売しているので、リアルタイムというところにこだわった結果、スマレジが非常に良いなと思いました。他社と比べて導入費用が抑えられた点も、スマレジに決めた理由のひとつです。実は、15社ほどに見積もりを出してもらったなかから、スマレジを選んでいるんですよ。
ーそんなにたくさんのなかから選んでいただいたんですね!ありがとうございます。実際に導入していただいて、得られたメリットにはどのようなものがありましたか?
売上の管理が正確かつスピーディーになった点です。店舗で接客をしているスタッフや外出が多い部署の人間が、リアルタイムでECと店舗両方の売上をチェックできるところは非常に大きいと思いますね。セキュリティがしっかりしているので、外出先からスマホで見ることができるのも便利です。
ー在庫の一元管理についてはどうでしょうか?
店舗で売れる商品とECで売れる商品って違ってくるんです。在庫を一元管理することによって「仕入れた商品が売れない」というリスクを極力減らすことができます。ひとつのB.R.SHOPとしての仕入れに対して、店舗(B.R.SHOP)とEC(B.R.ONLINE)の2つの販路を持つことになるので、在庫が残る可能性が低くなりますから。実際に売上も上がりました。
あとは、仕入れたものがどこで売れているのかを、店舗とECを並列にリアルタイムで見ることができるので、複数店舗を展開したときにもバリューを発揮すると思います。たとえば、東京・名古屋・大阪に店舗がある場合は、それぞれの店舗に売れ筋の商品を移動しながら、常にECで販売し続けるということも可能ですよね。
マスターデータを登録して商品化する作業も、最短で半日くらいで完了します。スムーズに進めば、その日の夜にはECでも商品を展開できる。こういうスピード感は、セレクトショップのような仕入れをやってる小売店にとってはすごい強みになると思いますよ。
ースマレジAPIを利用した在庫の一元管理によって、店舗とECのオムニチャネル化を実現しているということですね。逆にデメリットや、不便だと感じたところはありましたか?
初期段階でレジの操作に戸惑うことはありましたが、すぐに慣れました。
ー棚卸しにかかる手間などは、導入前と比べてどうですか?
iPod touchのスキャンジャケットでバーコードを読み込んで作業を進めているんですが、圧倒的にスムーズでスピーディになりました。導入前は店舗を休みにして全員出勤して、ひたすら朝から手作業でやっていたんです。手書きで書いたものをすべてエクセルに落として、計算式を使ってECの在庫数と比較するというやり方でした。最終的な数字が合うまでに、1ヶ月かかるなんていうこともありましたね。
スマレジの導入によって、店舗を営業しながら毎日の在庫確定が可能になりましたし、在庫のずれは激減したと思います。「ECでご注文いただいた商品が実は欠品していた」なんていうトラブルもかなり少なくなりました。
ーB.R.SHOPイチオシの、スマレジの便利な機能はなんでしょうか?
「ワイルドカード検索(※)」です。ワイルドカード検索を活用するために、インストアコード(品番)の作り方も工夫しています。ブランドごとの消化率や在庫の金額も出せるので、販売プランの立案にも役立ちますし、この機能は本当に助かっていますね。
※ワイルドカード検索とは、指定した条件と一致するバーコードの商品のみ抽出する機能です。 例えば、1から始まるバーコードの商品のみ集計をしたり、9で終わるバーコードの商品のみ集計をしたりすることができます
ー店舗についてもお聞きしたいのですが、スマレジの導入後、接客販売をする際になにか変化はありましたか?
店舗は1Fと2Fにフロアが分かれていて、お会計は基本的に2Fで行っています。スマレジを導入したことで、お会計の際にお客さまのところまでレジ端末自体を持って行ける点は、すごくいいところだと思いますね。お客さまにわざわざ移動していただく必要がなくなりました。見た目のスマートさがお店のコンセプトや世界観と合致しているのも魅力的ですし、指先一本で感覚的に操作できるところも気に入っています。
ー最後に、B.R.SHOPのPRをお願いします!
当店は、昔からセレクト一本で、旬なトレンド感のあるブランドからクラッシックなブランドまでを取り揃えているお店です。昔ながらの「人から人へ」というところにこだわりを持っていますので、そこに共感して長く付き合ってくださる大人のお客さまが多い印象ですね。また、店舗で培ったノウハウを、ECサイトである、B.R.ONLINEでも実現するよう努力しています。「最近、服を買うことに刺激を得られないな」という方にこそ、是非一度ご来店いただきたいです。
ー ありがとうございました!
今回は、B.R.SHOP 店長の森田さん、ディレクターの奥谷さん、ゼネラルマネージャーの佐々木さん、それぞれの視点からとらえたスマレジに関するお話を伺いました。数あるPOSレジのなかから、スマレジを選んでくださったというお話は本当に嬉しかったです。
明るい店内には、ベーシックな中にも随所にこだわりを感じさせる、大人のためのファッションアイテムが揃っています。袖を通すことで気分もアップデートされるトレンドアイテムたち、そして長く付き合っていける上質なジャケットやシューズとの出会いを探しに、是非一度店舗へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
旬なトレンド感のあるブランドからクラッシックなブランドまでを取り揃えているセレクトショップです。