独自のメソッド「シンクロ率」で効率的な体づくりを
弊社は、メジャーリーグでトレーナーとしての経験を持つ代表の山口が「世界のトップアスリートが受けているような質の高いトレーニングを、一般の方々にも提供したい」という想いのもと創業しました。
「一瞬ではなく、一生モノの身体づくり。」というミッションを掲げており、短期的な体づくりではなく、お客様の人生に寄り添いながら、長期的な健康をサポートできる企業を目指しています。
「ドクタートレーニング」という社名には、医学的根拠に基づいたトレーニングを提供したいという思いを込め、メディカルパーソナルジムとしてサービスを展開しております。さらに、弊社独自のメソッド「シンクロ率」は、筋肉・神経・心肺機能という体づくりの3つの土台に着目しています。
例えば筋力トレーニングだけ、あるいは心肺機能を高めるランニングだけでは、体は思うように変わりにくいものです。そのため、これら3つの要素に総合的にアプローチすることで、より効率的な体づくりを実現しています。
弊社の最大の強みは、代表のトレーナー経験を基準とした高度な知識とスキルを、充実した研修・育成制度を通じて全トレーナーに展開できている点です。
これにより、トップレベルのトレーニングを一般の方々にも提供することが可能になっています。この体系的な人材育成システムにより、質の高いサービスを安定的に提供でき、その結果として全店舗での月間利益100万円以上、さらには出店から3ヶ月以内での黒字化という実績につながっています。
スマレジで実現する数字で見えるジム経営
スマレジを導入する前は手打ちレジだったため、
毎日の売上の締め作業に多くの時間を要し、打ち間違いも頻発していました。特に
ミスに当日中に気付けない場合は、後から修正作業が必要となり、管理コストが大きな負担となっていました。
こうした状況の中で、2店舗目や3店舗目の出店を進めるにつれ、
多店舗展開を見据えた際に各店舗の売上や運営状況を一括で管理できるシステムの必要性を強く感じるようになりました。
そこで、これらの課題を解決するためにスマレジの導入を決断しました。
スマレジを選定した理由は主に2つあります。
1つ目は
直感的で分かりやすい画面設計です。
初めて触るトレーナーでも操作がしやすく、キャッシュレス決済との連携なども簡単な練習で習得できました。
2つ目は
充実した分析機能で、特に
店舗別、
スタッフ別、
部門別の売上確認を日常的に活用しています。
具体的には、
トレーニング指導料、トレーナー指名料、物販売上それぞれの部門別に理想的な売上構成比を設定し、実績値との差異を分析することで、改善点の把握や経営戦略の立案につなげています。
弊社のジムの料金システムは、月会費制、回数券制(チケット制)、都度払い(スポット)の3つの形態をご用意しています。このうち、
回数券制と都度払いについてはスマレジを活用して管理しています。
回数券制では、お客様に事前に回数分の料金をお支払いいただき、ご利用の都度スマレジでチケットを消化する形で管理しています。都度払いの場合は、ご利用ごとにお支払いいただき、スマレジで通常の決済処理を行っています。
デジタルシフトで目指すスマートな環境づくり
レジ以外にも
業務効率化と顧客体験向上の観点から、デジタル化への取り組みを積極的に進めています。まず、業務効率化の面では、スマレジ・アプリマーケットで提供されている、様々なサービスとノーコードで連携できるアプリ「
Yoom」を活用し、
スマレジのデータをスプレッドシートと連携させることを計画しています。
これにより、
現在手作業で行っているトレーナーごとのトレーニング実施本数の管理を自動化し、データ集計・分析作業の効率化を目指しています。
また、顧客体験の向上においては、公式LINEを活用した顧客コミュニケーションの強化に取り組んでいます。さらに、会員ランク制度を主軸とした独自のアプリ開発も進行中です。
このアプリでは、会員ランクに応じたサービス提供に加え、お客様の体に関する情報管理やトレーニング動画の提供など、日常的にトレーニングに取り組めるような機能を実装予定です。
これらのデジタル施策は、スマレジとの連携を通じて、よりシームレスなサービス提供を実現することを目指しています。特にアプリ開発においては、会員情報やトレーニング履歴などのデータを一元管理することで、お客様一人一人に最適化されたサービスを提供できる体制を整えていく予定です。
地域展開とEC強化で事業成長を加速
今後の事業展望としては、パーソナルトレーニング事業のエリア拡大を積極的に進めていく計画です。
具体的には、来年中の福岡出店を皮切りに、3年以内に50店舗体制の実現を目指しています。また、会社全体の売上目標として100億円規模への成長を見据えています。
物販部門においては、独自開発商品を展開していますが、現状は店頭販売が85%を占めており、ECサイトでの販売強化が今後の課題となっています。この点については、スマレジがShopifyなどの主要ECプラットフォームと連携可能であり、今後のオンライン展開にも活用していく予定です。