2020/03/03

新型コロナウイルス感染症の店舗への影響に関するアンケート結果報告

iPadなどのタブレットを利用したクラウドPOSレジ『スマレジ』を提供する株式会社スマレジは、新型コロナウイルス感染症対策の店舗運営への影響を調査するアンケートを実施いたしました。本アンケート結果が、新型コロナウイルス感染症対策の影響で売上が低下している店舗さまの参考になれば幸いです。

アンケート概要

対象者 スマレジのプレミアムプラン以上をご利用中のユーザー
調査期間 2020年2月28日〜2020年3月2日
調査方法 メールによるアンケート
回答数 73件


アンケート結果
 

 
新型コロナウイルス感染症が店舗運営に「影響がある」「非常に影響がある」と答えた方は、具体的にどのような影響がありますか?
64件の回答

回答数 回答 より詳しく
41件 来客数が激減した 特に外国人や観光客が激減した(5)、百貨店等ヤカタ自体の客が激減した(2)、 特に新規顧客が激減した(1)、お子様連れが激減した(1)、国内リピーターの来店頻度が減少した(1)
18件 予約のキャンセルが相次いだ 宴会や歓送迎会のキャンセル(6)、団体予約が皆無になった(5)
4件 イベントを中止した 自社企画のイベントを中止した

▶その他の回答
※()内の数字は、回答数
  • 試食を自粛した(1)
  • 新店オープンを延期した(1)
  • アパレル商品の入荷遅れが発生した(1)
  • 従業員の安全を考慮し休業した(1)
  • ランチ売上が減ったが弁当の売上は上がった(1)
  • 入居している施設自体が休業になった(1)


店舗運営への「影響」に対して、具体的にどのような対策をとっている、または今後とろうとしていますか?
62件の回答

回答数 回答 より詳しく
15件 商品開発 テイクアウト商品の強化(5)、デリバリーの強化(4)、新メニュー開発、小人数向けコースメニュー開発、外国人向けから日本人向けにシフト、小売りメインへシフト、収束したときに向けての商品の企画を随時進めておくことを考えている。など
12件 販促・セールス SNSでの営業告知、来店誘導、クーポン配布、特売チラシ配布、イベントの企画、お客様への積極的な声がけ、のぼりのリニューアル、販売価格の値引き、4月以降の広告の仕込みなど。
ただし、いま集客するとイメージが悪くなることを懸念する声も多かった(3)
10件 営業時間の短縮 臨時休業、営業時間の短縮、定休日設定など。逆に営業時間延長の声もあった。
9件 安全性のアピール 消毒や従業員のマスク着用による安全性アピール、感染拡大予防の実施策を掲示、空気清浄機の導入、お客様に直接触れるエステやメイキャップを自粛。
8件 打つ手なし ヤカタ自体が休業してしまいどうすることもできない、など。
6件 通販の強化 主に小売店での施策。
6件 人員削減 シフト調整、オペレーションの見直し、営業時間短縮。しかし調整しすぎると辞めてしまうリスクがあるため、雇用確保のために無理してでも仕事を作るケースも。
4件 コスト削減 仕入れ状況の把握、経費の管理徹底、本社業務の圧縮など、人件費以外でのコスト削減。
2件 つなぎ融資の検討  
2件 スタッフの健康管理強化 ウイルス感染リスクへの不安に対してのスタッフケア。指導。

▶その他の回答
※()内の数字は、回答数
  • 魅力的なブランドづくり(1)
  • 5月6月に延期の日の予約をとる(1)
  • キャンセル料を取らない(1)

    いまピンチのお店にシェアできるようなおすすめの対策があれば、ぜひ教えてください。
    32件の回答
    まずはスタッフのマスク着用、手先のアルコール消毒、メイク等はご自身で使い捨てチップを使ってするなどの衛生面を考慮すべき。また、そのことを掲示し、安全にお買い物をしていただける環境を作る事が大切だと考えます。
    持ち帰りメニューを作ってみてはいかがでしょうか。
    ネット販売を強化してみてはいかがでしょうか。送料無料やバンドルセールなども有効かと。
    マンパワーを集中させる良い機会ととらえて大幅な組織の見直しの機会にする。
    新規の集客は望めないでしょうから、いま来店してくれているお客様に集中して次につなげる努力をしましょう。
    顧客へ近況お伺いの電話をかけ、自店でできることをアピールし、May I help youの心でお客様と共にこの危機を乗り越えよう。
    一番最優先にすることといえば、資金ショートにならないよう公的金融機関などのセーフティーネットを活用して資金確保が必要だと思います。
    席数や参加人数を制限して人口密度を低くして営業しているアピール。
    半年間利用可能な食事券のディスカウント(注:半年を越える期間を設定するには財務局への届け出が必要)。
    生鮮食材がダブつくと思うので、仕入先とコラボして豪華食材をお手軽にオファー。
    宴会特典をつけたりイベントを増やす。オンラインイベントもやり方によっては有効か。
    3月、4月のマイナスを出来るだけ下げる事と5月、6月の準備を。また、前向きに収束後に向けて活動していることをアピールすることでしょうか。
    来店してもらうのではなく、こちらから届ける。
    できることをしっかり一つこなすしかないと考えます。慌てず、急がず、冷静な対応でしょうか。


    店舗運営に関わる皆さまのご参考になれば幸いです。
    新型コロナウイルス感染症の1日も早い収束を心よりお祈り申し上げます。
     

     

    ■スマレジについて

            
    会社名 株式会社スマレジ
    代表 代表取締役 山本 博士
    設立 2005年5月24日
    資本金 1,097百万円(2019年6月30日現在)
    本社所在地 大阪府大阪市中央区本町4-2-12 東芝大阪ビル3F
    URL https://smaregi.jp/

    <クラウドPOSレジ『スマレジ』について>

    スマレジはiPadやiPhoneを用いた低価格かつ高機能なPOSレジです。データはクラウド上で一元管理。時間と場所を選ばないリアルタイムな売上分析を実現しました。小売やアパレル、飲食店など多くの業態に応える機能を有し、小規模店舗から大規模チェーン店舗までご利用いただけます。2019年10月現在、スマレジの登録店舗数は78,000店舗となりました。

    ■本件に関するお問い合わせ

    株式会社スマレジ
    東京都渋谷区恵比寿南1-1-9岩徳ビル3F
    TEL: 03-6303-1183
    Web: https://smaregi.jp/request/
    担当:矢崎(広報)