ケーススタディ31

榎本調剤薬局

業態
:薬局
形態
:新規
店舗数
:3店舗
利用機能
:プレミアムプラス
榎本調剤薬局 渡邉 あい さま

スマレジ導入事例ブック

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普通のレジでは満足できない、タブレットPOSの無限の可能性

東京都立川市内に3店舗を運営する榎本調剤薬局さん。創業50年余り、「薬局は、単に医薬品を供給するだけの医療施設ではいけない。薬局は、健康を求める人たちに情報と適切な医薬品を提供する医療機関でなければならない」という創業者の理念のもと、地域密着型の経営で地元に長年愛されています。スマレジとのお付き合いは3店舗目がオープンした2019年から。総務部長の渡邉あいさんに、導入の経緯や実際に使用した感想をオンラインインタビューで伺いました。

ー榎本調剤薬局さんがタブレットレジを導入したきっかけについて教えてください。

2019年1月に3店舗目であるコクーン店を開業するにあたって導入しました。既存の2店舗ではお会計をするだけの普通のレジを使っていたので、同様のものでいいと考えていましたが、店舗が狭いこともあり場所を取るレジに不便も感じていました。
その頃レストランなどでタブレットレジを見かけ、コンパクトさに魅力を感じ、薬局でも使えないかと探し始めたことがきっかけです。
当初は新店舗のみに導入予定でしたが、実際に使用してみるととても使い勝手がよく、全店舗のレジをスマレジに切り替えました。

レセコンとスマレジ、自動釣銭機を連携して利用

 

ーありがとうございます!スマレジに切り替える際、他社のタブレットレジと比較検討はされましたか?

ネット検索で何社か検討しましたが、当時は非課税での会計業務ができるのがスマレジのみだったので一択になりました。その他機能面でも、リアルタイムでの店舗売上げの確認や商品登録ができること、電話で質問できるヘルプデスクがあることも魅力でした。
また導入時に提案いただいてよかったことは、楽天ペイと連携でクレジットの支払い時に金額の二度打ちが不要となり作業効率が上がったことです。以前のレジは金額の二度打ちが必要で、時々入力ミスで患者様をお待たせしてしまうこともあり、スタッフからも不評でした。今は導入当時よりキャッシュレス化が進んでいるので、よりありがたみを感じています。

ー確かに最近は病院や調剤薬局でもキャッシュレス決済ができるところが増えましたよね。

年配の方もキャッシュレス決済のご利用が増えてきていますし、特に立川北口店は駅前に位置することもあって学生や社会人の方が多く来局されるので、交通系電子マネーを中心にニーズがあります。

ースマレジ導入にあたり、スタッフの教育についてはいかがでしたか?

営業の方が全店舗のスタッフにトレーニングをしていただけたのでスムーズに移行できました。またiPadも普段から使用しているスタッフが多かったので、使いこなすには時間がかかりませんでした。

患者さんにもスタッフにも大好評!自動釣銭機の魅力

ー自動釣銭機を導入されていますが、きっかけは何でしょう?

弊社は受付業務に限らず調剤業務に関するすべてにおいて、人的ミスをなくすことと生産性向上のため機械化を進めています。スマレジ導入時に自動釣銭機を検討しましたが、導入コストやランニングコストを考えるとなかなか決めきれずにいました。
楽天ペイのプリンターなど機器だけでも3店舗分となると約70万円かかり、弊社にとっては安くありませんでしたが、導入時期に軽減税率対策補助金制度を活用することができ、さらに申請もスマレジが代行いただけたので、手間をかけずに導入コストを半分ぐらいに抑えることができました。
その半年後、経済産業省によるものづくり補助金制度を活用して、自動釣銭機2台を導入することになりました。

レセコンから出力したバーコードをバーコードリーダーで読み取るだけで、レジに金額が表示される

 

ー様々な補助金制度を上手に活用されていますね。自動釣銭機を導入してみて、スタッフの方の反応はいかがでしたか?

大好評でした! 会計ミスもありませんし、締め作業に時間がかからなくなったので、いいことづくめです。弊社は補助金を利用しましたが、利用しなかったとしても十分に導入価値があると思います。患者様とのスムーズなお金のやり取りはもちろん、ミスが発生した際の解決に要する拘束時間もゼロになるのでスタッフにとっても経営者にとってもストレスがなくなりました。

人的ミスを徹底的になくす金額バーコード連携

ー金額バーコード連携(バーコードを読み込むことでレジに金額を入力する)もご利用いただいていますが、導入に至った経緯を教えてください。

スマレジ導入時にレセコンとの連携について営業の方からご提案いただいたのですが、弊社は保険調剤の他にOTC医薬品などの物販も取扱いがあり、それについてはレセコンを使用していないので、当初は連携については考えていませんでした。
しかしながらレセコンから出力した領収書をスマレジに入力する際、手打ちですと今までと同じ運用になってしまいます。そこで手打ちを避けるための方法をご相談したところ、ご提案いただいいたのが金額バーコード連携でした。

ー金額バーコード連携と自動釣銭機連携によって、スタッフの方の業務効率は向上したと感じますか?

入力ミスがなくなったことが一番大きいです。また立川北口店では、投薬口で薬剤師が患者様にお薬をお渡しする際、その場にバーコードリーダーを持ってきて会計ができるので、患者様に会計窓口に移動いただく必要がなくなりました。患者様にはご高齢の方もいらっしゃいますし、整形外科の門前薬局なのでお体を痛めている方もいらっしゃいます。患者様にご足労かける必要がないことはとても魅力に感じています。

会計ミスがなくなり、患者様の負担も軽減できるように

 

すべては地域に暮らす皆さまのために

ー最後に、榎本調剤薬局さまのPRをお願いいたします。

私たち榎本調剤薬局は、地域で暮らす皆さまの健康にお薬を通じてお役に立ちたいと一番に考えております。自宅で療養を希望される方のために在宅医療への取り組みや、注射薬を無菌的に調整できる無菌調剤室(クリーンルーム)も完備しています。またLINEによる処方箋の受付や、薬局の外でお薬の出来上がりを確認できるシステムも導入することで、薬局内での待ち時間を減らす取り組みにも力を入れています。地域の皆さまに榎本調剤薬局があってよかったと思っていただけるような薬局づくりを目指していますので、お薬のご相談などお気軽にご利用ください。

様々なシステムを積極的に導入している榎本調剤薬局さん。地域の方のために、働くスタッフのために、新しい価値を生み出し続ける地元密着型の調剤薬局のお手伝いをスマレジができていることが嬉しくなるインタビューでした。

株式会社榎本調剤薬局
〒190-0013 東京都立川市富士見町1-31-18
地域に根ざしたサービスを提供する、立川市内に3店舗を運営する調剤薬局です。
業態・業種
クリニック・薬局
店舗数
3店舗
売上
非公開
スタッフ人数
35名
記事作成:2021/02/25