お店の「やるべきこと」がわかる 消費税減税ナビ

powered by Smaregi 最終更新:2026年9月30日

消費税減税はいつから始まり、何が対象になるのか。
飲食店・小売店への影響や、レジ・会計で必要な対応まで
消費税減税はいつから始まり、何が対象になるのか。飲食店・小売店への影響や、レジ・会計で必要な対応まで

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※記載内容は、2026年9月30日時点の公表情報をもとに作成
しています。実施には関連法案の国会成立が必要です。開始
時期や対象範囲などは、今後変更される可能性があります。

消費税率変更を案内する店舗スタッフのイラスト

!食料品の消費税1%、
あなたのお店にも影響が

飲食店の場合

店内飲食10%

テイクアウト・
デリバリー
1%

価格差の拡大で、
テイクアウトへ
需要シフト

1,100円

1,010円

1食90円差

100食9,000円差

未対応だと、販売機会を逃す可能性

飲食店では、店内飲食10%・テイクアウト1%となると、1,100円の商品で90円の差が生まれます。価格差からテイクアウトが選ばれやすくなり、未対応では需要を取りこぼす可能性があります。

食品を扱う小売店の場合

商品数が多いほど、
税率変更の確認・作業も増える

商品E(食料品)8%→1% 商品A(食料品)8%→1% 商品G(食料品)8%→1% 商品C(食料品)8%→1% 商品B(日用品)10%→10% 商品H(酒類)10%→10%

設定を誤ると、
会計金額のズレにつながる可能性

食品を扱う小売店では、商品数が多いほど税率変更の確認・設定作業も増えます。食品は8%から1%、日用品や酒類は10%のままなど税率が異なるため、設定を誤ると会計金額にズレが生じる可能性があります。

!税率変更は、
一度で終わらない?

1%は2年間の時限措置。
政策変更がなければ、
2年後に元へ戻す作業が発生します。

1回目①2027年4月〜

8%→1%

時限措置2年間

2回目②2029年4月〜(政策変更がなければ)

1%→8%

レジ値札メニュー会計設定を、2回見直す可能性

消費税1%は2年間の時限措置のため、2027年4月の変更に加え、制度変更がなければ2029年4月に元へ戻す対応も必要です。レジや値札、メニュー、会計設定は2回見直す可能性があります。

↓ では、お店では何をすればいい?

012027年の消費税減税は、いつか
ら・何が変わる?
2027年の消費税減税は、
いつから・何が変わる?

まず知っておきたい、今回の消費税減税の概要

  1. 基本方針を閣議決定

  2. 関連法案の国会審議

  3. 食料品1%の適用開始予定

  4. 2年間の時限措置が終了 (終了後の扱いは未定)

政府は2026年8月5日、「給付付き税額控除」導入の基本方針を閣議決定し、経過措置として2027年4月1日から2年間、飲食料品(現行8%の軽減税率対象)の消費税率を1%とする方針を示しました。ただし実施には関連法案の国会成立が必要で、今後の審議で開始時期や対象範囲が変わる可能性もあります。

食料品減税では何が対象に
なる?

税率1%、8%、10%の対象区分

減税対象は、現在8%の軽減税率が適用されている飲食料品です。酒類や店内飲食、ケータリングは対象外で10%のままです。同じ商品でも、店内飲食は10%、テイクアウトは1%となります。なお、実施には今後の法案成立が必要です。※定期販売や通信販売など、一部の取引では4月1日以降も8%が適用される場合があります。

なぜ1%という案になったのか?

税率1%と0%に対応する期間の比較

食料品の税率は0%案もありましたが、政府は1%への引き下げを示しています。0%ではレジや会計などのシステム対応に手間がかかるため、店舗や事業者への負担、税収や給付付き税額控除とのバランスも踏まえた判断です。

「給付付き税額控除」とは?

給付付き税額控除のイメージ

「給付付き税額控除」は、税額控除と給付を組み合わせて負担を軽くする仕組みです。中低所得の働く人などを対象に、食料品に残る1%分の負担を一定範囲で補う方針です。

→ 内閣官房「給付付き税額控除の制度導入の基本方針」

02消費税減税でお店は何をすれば
いい?
消費税減税でお店は何を
すればいい?

値札の価格変更

価格・表示への影響

  • 税込価格の見直し
  • 値札、棚札、メニュー、POPなどの変更
  • ECサイトやモバイルオーダーなどの価格表示
  • 店内飲食とテイクアウトで異なる税率を扱う場合の表示
  • 酒類とその他の食料品を扱う場合の表示

POINT

2027年2月1日〜5月31日は、値札やメニューの税込価格をすぐ変更できない場合の特例が設けられます。一定の条件を満たせば、8%時の税込価格表示を残したまま、レジでは1%で精算することも可能です。

複数税率が記載された帳票

会計・経理への影響

  • 売上・仕入れにおける税率区分
  • 帳簿や請求書などの税率表示
  • 会計システムへの税率情報の連携
  • 店舗と本部で利用している各種システムの確認

POINT

税率変更前に8%で販売した商品を4月1日以降に返品された場合は、販売時と同じ8%で処理します。

税率変更に対応するPOSレジ

レジ・関連システムへの影響

  • 税率マスタと適用日の変更
  • 商品・部門に設定されている税区分の確認(店内飲食・テイクアウト・酒類など)
  • レシートの税率・税額表示
  • 税率変更前後の動作テスト

税率変更の影響はレジだけではありません。価格表示や会計処理、関連システムにも及ぶ可能性があります。制度確定前でも、自店で影響する範囲を先に確認しておくことが大切です。

2019年の軽減税率導入とは何が違う?

2019年と2027年の税率区分の比較

2019年の軽減税率導入時は8%・10%の2種類でしたが、今回の方針では新たに1%が加わります。一部取引では従来の8%も残るため、1%・8%・10%の3税率が混在します。加えて、店内飲食とテイクアウトの税率差も広がるため、税率設定ミスの影響もより大きくなります。

03飲食店・小売店にはどのような
影響がある?
飲食店・小売店にはどの
ような影響がある?

飲食店飲食店

店内飲食10%とテイクアウト1%の比較

食料品が1%になっても、店内飲食は10%のままとなる予定です。税率差は2ポイントから9ポイントに広がり、テイクアウトやデリバリーの利用が増える可能性があります。日本経済新聞社の調査では、外食企業の7割が業績へのマイナス影響を見込んでいます。

飲食店で検討したいこと

  • テイクアウト・デリバリー
    対応メニューの拡充

  • 店内飲食とテイクアウトの
    価格設定

  • 店内飲食・持ち帰り別の
    売上分析

  • 包装資材、受け渡し場所、
    オペレーションの整備

  • 販売方法に応じた
    レジの税率切り替え

  • モバイルオーダーや
    注文画面の表示

飲食店では店内飲食とテイクアウトの税率設定をはじめ、メニュー価格やレジ表示、売上分析などの見直しが必要になります。

小売店

小売店では、レジの税率設定だけでなく、値札や棚札、税込価格の表示も見直しが必要になる可能性があります。日本経済新聞社の調査では、小売企業の6割が価格表示の変更を負担と回答しています。商品数が多いお店ほど、早めの確認が重要です。

小売店で確認したいこと

  • 商品ごとの税区分(食料品・
    酒類・非食品)の切り分け

  • 値札・棚札・POPの
    税込価格の書き換え

  • 惣菜やイートインコーナー
    の店内飲食判定

  • ECサイト・カタログの
    価格表示の更新

  • 商品マスターの税率設定と
    適用日の管理

  • レシートの税率区分表示と
    インボイス要件(1%の税率・税額表示が必要)

小売店では、商品ごとの税区分や商品マスターの税率設定、値札・棚札、レシート表示など、消費税率の変更に伴う幅広い対応が想定されます。

POINT

1%対象の商品は、レシートや請求書に1%の税率と、その税率に対応する消費税額を表示する必要があります。なお、品名の横などに付ける「※」は軽減税率の対象商品を示す印のため、1%になってもそのまま使用できます。

04レジの対応は何をすればいい?

消費税減税に備えて、まずレジ会社に確認したい3点

  • 店内10%/持ち帰り1%を
    使い分けられるか

  • 2027年の税率変更に
    対応できるか

  • 自分で設定するのか、
    レジ会社側で対応されるのか

消費税減税に備え、利用中のレジが減税に対応できるか、店舗側で設定変更が必要か、複数税率を正しく扱えるかを事前に確認しましょう。

レジの仕様によって対応が変わる

商品が「標準税率」「軽減税率」などの税区分に登録されているか

税区分をまとめて変更できるケース 商品ごとの変更が必要なケース

必要な対応はレジの仕組みで変わります。税率区分で管理していれば事業者側の変更だけで済む場合もありますが、商品ごとに税率を設定している場合は個別変更が必要です。

想定される主なレジ対応

  1. STEP01軽減税率を8%から1%へ変更する

  2. STEP02商品・部門に設定されている
    税区分を確認する

  3. STEP03税込価格やレシートの
    表示を確認する

  4. STEP04会計・基幹・受発注システムなどとの
    連携を確認する
    会計・基幹・受発注システム
    などとの連携を確認する

  5. STEP05本番適用前に動作をテストする

レジでは税率の変更だけでなく、商品・部門ごとの税区分、税込価格やレシート表示、会計・受発注システムとの連携まで確認する必要があります。

税率変更に柔軟に対応できるスマートレジという
選択肢

クラウドで売上、在庫、顧客、税率を管理するスマートレジ

スマートレジは、売上や在庫などをクラウドで管理でき、税率変更にも比較的柔軟に対応できます。条件を満たせば、システムや機器の導入に補助金を使える場合もあります。

現場対応ガイド

税率変更に必要な
お店の対応を
1冊にまとめました

レジの確認・設定から、店頭表示、現場運用、2029年の税率復帰までを解説。チェックリスト付き。

現場対応ガイドをダウンロード

05スマレジなら、税率変更にもス
ムーズに対応

スマレジの税率変更の仕組み

クラウドPOSレジ「スマレジ」は、複数の税率に対応しています。法改正に伴う税率変更はスマレジ側で一括対応するため、お店で税率を一から設定し直す必要はありません。施行日以降にデータを同期すれば、そのままご利用いただけます。

※2027年の税率変更対応については、制度確定後にお知らせします。
※ご契約中のお客様は、現時点で対応不要です。

商品税率の一括設定
Feature 01

商品ごとの調整が必要な
場合も、まとめて設定

商品ごとの税区分など、店舗側で調整が必要な場合も、同じ税率の商品は部門単位でまとめて設定できます。異なる税率の商品は商品単位で設定できるほか、CSVによる一括変更にも対応しています。

→ 部門・商品ごとの税率設定方法
店内飲食とテイクアウトの税率切り替え
Feature 02

店内・テイクアウトを
ワンタップで切替

店内飲食とテイクアウトなど、販売方法によって税率が変わる商品には「販売時に選択」を設定できます。会計時に適用する税率を選択でき、商品をカートに入れた後でもワンタップで変更できます。

→ 基本税率の設定方法
複数店舗への税率設定反映
Feature 03

複数店舗でも一括で
反映できる税率変更管理

管理画面で設定を変更後、スマレジ・アプリで商品情報を同期すると、各レジ端末に最新設定が反映されます。クラウドで一元管理できるため、複数店舗でも店舗ごとの再設定は不要です。全店舗へ効率的に展開できます。

→ スマレジの税率変更機能

補助金対象のスマレジ、税率変更にも柔軟に対応

スマレジ導入費用の補助率

スマレジは「デジタル化・AI導入補助金」の対象サービスです。条件を満たす小規模事業者は、導入費用について最大80%の補助を受けられる可能性があります。
9月15日以降は、補助金交付決定前に導入を進めても、あとから申請できる特例「事前着手制度」が設けられます。

→ スマレジの補助金対象プラン・機器を見る

税率変更以外にも、店舗運営を支えるスマレジの
機能

キャッシュレス決済端末
Feature 04

キャッシュレス決済や
免税販売にも対応

クレジットカード、電子マネー、QRコードなどのキャッシュレス決済と連携できます。訪日外国人向けの免税販売にも対応しており、税率区分の異なる取引も含めて、さまざまな会計ニーズを一つのレジで管理できます。

→ キャッシュレス決済→ 免税販売
モバイルオーダー
Feature 05

テイクアウトや
モバイルオーダーにも対応

店内飲食だけでなく、テイクアウトやデリバリー、モバイルオーダーにも対応できます。販売方法ごとに異なる税率設定にも対応できるため、税率変更や軽減税率の運用があっても、柔軟に店舗運営を行えます。

→ モバイルオーダー
スマレジの売上分析
Feature 06

売上や在庫を
店舗経営に生かせる

税率別を含む売上をリアルタイムに確認。ワンタップでAIが日報・週報・月報を自動生成し、制度変更前後の変化も一目で分かります。在庫・顧客・複数店舗の管理やセルフレジ、勤怠への拡張も可能です。

→ 売上分析

税率変更に関するスマレジの発信

スマレジでは、制度検討段階から政府・メディアを通じて税率変更に関する情報を発信しています。

オンライン相談スタッフ

オンライン相談予約

税率変更やレジについて、お気軽にご相談ください

※Google Meetを利用。所要時間は1時間程度。

06よくある質問

消費税減税はいつから始まりますか?

政府は2026年8月5日の閣議決定で、2027年4月1日から2年間、軽減税率対象の飲食料品の消費税率を1%とする方針を示しています。ただし、関連法案の成立前で法律として確定したものではなく、今後の国会審議によって変更される可能性があります。

酒類も1%になりますか?

いいえ。酒類は現在の軽減税率の対象外であり、政府が示している食料品の消費税率1%への引き下げの対象には含まれません。なお、制度の詳細は今後の法案や国会審議によって変更される可能性があります。

なぜ食料品の消費税は0%ではなく1%になるのですか?

0%よりも1%の方が、レジや会計・基幹システムなどの改修期間を短縮できるためです。政府は、事業者へのヒアリングなどを踏まえ、1%であれば2027年4月から実施可能としています。

給付付き税額控除とは何ですか?

給付付き税額控除とは、所得に応じて税負担を軽減し、控除しきれない場合に給付を行う仕組みです。政府は2029年度から「所得に連動したきめ細かな給付」を本格導入する方針で、2027年4月から2年間実施する飲食料品の消費税率1%への引き下げは、その本格導入までの「つなぎ」と位置づけられています。具体的な給付額や所得要件などの詳細は、今後検討される予定です。

外食とテイクアウトの税率はどうなりますか?

2026年9月時点の政府方針では、酒類を除く食料品とテイクアウトは1%へ引き下げ、店内飲食などの外食は10%を維持する想定です。現在2ポイントの税率差は、9ポイントへ広がる可能性があります。両方を扱う店舗では、価格設定や販売方法の見直しが必要になる場合があります。

店内飲食とテイクアウトは、どうやって区別すればいいですか?

店内飲食とテイクアウトで異なる税率が適用される場合は、商品や販売方法に応じて適切な税率を適用する必要があります。レジ・POSによって、商品マスターで税区分を設定する方法や、会計時に販売方法に応じて税率を切り替える方法など、対応方法は異なります。

「レジ改修に1年かかる」というのは本当ですか?

すべてのレジで1年かかるわけではありません。政府・事業者のヒアリングでは、0%への対応に最大10か月〜1年程度、1%への対応に最大5〜6か月程度かかるケースが示されています。対応期間は、レジだけでなく会計・受発注・在庫管理など関連システムの構成によっても異なります。

準備はいつから始めればいいですか?

利用中のレジや関連システムが税率変更に対応できるかどうかは、必要な対応や期間を左右するため、早めに把握しておく価値があります。なお、正式な施行時期や制度の詳細は、今後の法案審議などによって変更される可能性があります。

税率区分の設定を確認しないと、どんなリスクがありますか?

店内飲食10%・テイクアウト1%では税率差が9ポイントに広がり、区分を誤ると9%分の過不足がそのまま会計金額のズレとして表面化します。

レジの導入や買い替えに使える補助金はありますか?

「デジタル化・AI導入補助金2026」では、一定の要件を満たすスマートレジの導入について、次の補助を受けられる場合があります。
ITツール導入費(50万円以下の部分)中小企業は3/4以内、小規模事業者は4/5以内
ITツール導入費(50万円超〜350万円の部分)2/3以内
PC・タブレット等1/2以内、補助上限10万円
レジ・券売機等1/2以内、補助上限20万円
対象となる事業者、プラン、機器、申請期間などは、最新の公募要領をご確認ください。

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