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5種類のレジの比較と規模別
(小〜大規模店)の選び方を解説

更新日:2025/10/08 5種類のレジの比較と規模別(小〜大規模店)の選び方を解説

店舗を開業するにあたって、レジの導入は欠かせない準備のひとつです。とはいえ、「どんな種類のレジを選べばよいのか分からない」「自分の店舗に合ったレジが知りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

現在主に利用されているレジの種類は、大きく以下の5つに分けられます

1: レジスター(ガチャレジ)
2: POSレジ
3: タブレット型POSレジ
4: セルフレジ
5: 券売機

それぞれ機能や構造、導入コストや運用のしやすさが異なり、店舗の業態や規模によって適したレジは大きく変わってきます

本記事では、レジの主な種類とその違いをはじめ、店舗規模別の選び方のポイントや、POSレジに搭載される機能の特徴などについてわかりやすく解説します。店舗運営に最適なレジ選びの参考として、ぜひご覧ください。

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レジ業務の効率化や売上管理もこれ一台でかんたん。POSレジがはじめての方からも多く選ばれています。

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この記事の目次

レジの5つの種類

まず、レジの種類には大きく分けて以下の5つがあります。

5種類のレジの特徴比較

  • レジの種類
  • 特徴
  • 導入コストの相場
  • 1: レジスター(ガチャレジ)
  • POSシステム未搭載の従来型レジ。会計処理や簡単な取引履歴の記録ができる。
  • 1〜10万円程度
  • 2: POSレジ
  • POSシステムが搭載されたレジ。機能や特徴ごとに3つの種類に分けられる。
  • 50〜数百万円程度
  • 3: タブレット型POSレジ
  • タブレット型の端末にPOSレジ機能をインストールしたレジ。
  • 10〜15万円程度
  • 4: セルフレジ(フルセルフレジ)
  • 商品のスキャンや精算を顧客自身で行うスタイルのレジ
  • 100〜300万円程度
  • 5: 券売機
  • 会計とチケットの発行機能だけがついたシンプルなレジ。
  • 50〜200万円程度

レジは種類によって特徴や強みなどに違いがあり、導入コストも大きく異なります。それぞれのレジの特徴を把握することで、自店舗に最適なレジを選ぶことが可能になります。

以下に、各種レジの特徴について、より詳しく解説してまいります。

1: レジスター(ガチャレジ)

レジスター(ガチャレジ)

レジスターは別名「ガチャレジ」と呼ばれ、日本語では「金銭登録機」と表記されます。

基本的な会計機能や簡単な取引履歴の管理機能が搭載されており、本体とキャッシュドロアと呼ばれる売上金を保管する引き出しが一体化しているのが特徴です。

主なメリットとして、他のレジよりも操作が比較的簡単で覚えやすく、構造が簡単なものも多いため導入費用を抑えやすいという点が挙げられます。

一方で、多くの商品を会計する際に、人為的なミスが発生しやすいといったデメリットもあります。

レジスターは「物販用」と「飲食店用」の2種類に大別され、さらに構造面で「業務レジスター」と「簡易レジスター」に分けられます。それぞれの違いは下記の通りです。

「物販用」と「飲食店用」のレジスターの違い

物販用レジスターは「ストロークキータイプ」と呼ばれ、部門ごとのキーを押して金額を入力する仕組みです。ホームセンターなど、取り扱う商品数が多い小売店向けに設計されています。

飲食店用レジスターは「フラットキータイプ」とも呼ばれ、商品ごとにワンタッチキーを登録しておくことで、キー操作だけで商品名と金額を印字し、スムーズに会計できます。

どちらのタイプも、バーコードスキャナーを接続して運用できるため、拡張性があるのも特徴です。代表的なメーカーとしては、カシオが広く知られています。

「業務レジスター」と「簡易レジスター」の違い

業務レジスターは、キャッシュドロアとレシートプリンターが一体になったタイプで、上記の物販用・飲食店用レジスターがこれに該当します。

簡易レジスターは、商品登録機能と決済機能のみに特化したシンプルな構造で、主に小規模店舗向けに使われています。操作ボタンは10個以下の製品も多く、機械操作が苦手な方でも扱いやすいのが特徴です。美容室やマッサージ店など、取扱商品やサービスが少ない業種でよく導入されています。

価格帯としては、業務レジスターが約5〜30万円、簡易レジスターが約1~2万円で販売されています。自社の業種や規模、必要な機能に応じて、最適なタイプを選ぶことが重要です。

2: POSレジ(POSシステムを搭載したレジ)

POSレジ(POSシステムを搭載したレジ)

POSレジとは、「販売時点情報管理(Point Of Sales)」のシステムを搭載したレジを指します。従来のレジスター(ガチャレジ)では、一日の取引記録や月間の売上記録を確認することはできましたが、顧客情報や在庫管理などは、別途帳簿などで個別に管理する必要がありました。

その点、POSレジでは、会計データや販売情報を自動的に蓄積でき、これまで手作業だった煩雑な事務処理を大幅に軽減できるのが大きな魅力です。

蓄積されたデータをもとに売れ筋や販売動向を分析し、販売戦略に役立てることも可能です。また、複数店舗を展開する事業者であれば、店舗間で在庫や売上情報を一元管理できる点も大きな利点です。

現在では、多店舗展開しているスーパーマーケットや、商品数の多いコンビニエンスストアなどで広く活用されています。

POSレジにはいくつかのタイプがあり、代表的なものとして「ターミナル型」「パソコン型」「ハンディ型」の3種類が挙げられます。

3つのPOSレジの特徴

2-1: ターミナル型POSレジ 現在、最も導入が進んでいる代表的なPOSレジのひとつ。

POSシステムの活用に特化したタイプで、自動釣銭機やクレジット決済端末、レシートプリンターなど、多彩な機能を搭載。

機器本体は大型で導入コストも比較的高額なため、大型店舗やチェーン店では広く導入されている。
2-2: パソコン型POSレジ 一般的なパソコンに専用のPOSソフトをインストールして利用するタイプ。

すでにパソコンを所有している場合、必要なソフトウェアを導入するだけですぐに使えるため、導入のハードルが低いというメリットがある。

ただし、バーコードリーダーやレシートプリンターなどの周辺機器が必要となり、これらをすべて揃えると、数十万円の初期費用がかかる場合もある。
2-3: ハンディ型POSレジ 「ハンディターミナル」と呼ばれる携帯型端末を用いたPOSレジ。レジ業務に加え、棚卸や発注、仕入れなどの業務にも対応可能

コンパクトで設置場所をとらず、電源が確保できない場所でも電池で運用できる手軽さにより、屋外販売やイベント出店などの短期間・簡易的な用途に最適

ただし、ドロアやレシートプリンターなどの周辺機器は別途必要であり、機能も必要最低限に限られるため、長期的な本格運用には不向き。一時的な利用が前提となる。

3: タブレット型POSレジ

POS専用機

タブレット型POSレジは、タブレット端末に専用のPOSアプリをインストールして利用するタイプのレジです。スマレジをはじめ、現在提供されているタブレット型POSレジサービスの多くは、市販のiPadが利用されています。

操作画面は直感的に使えるよう設計されているものが多く、他のレジと比べても習得がしやすい点が特徴です。

ハンディ型POSレジと同様に軽量で持ち運びがしやすく、省スペースで設置できるため、限られたスペースで運営している飲食店や小売店に適しています。

手軽さだけでなく機能面でも優れており、売上データの分析や在庫情報や顧客情報の管理機能の搭載、またキャッシュレス決済など多様な支払い方法に対応している機種も多くあります。

導入コストが低く拡張性や柔軟性も高い点から、小規模店舗から中・大規模店舗まで幅広く活用されています。

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4: セルフレジ

セルフレジ

セルフレジとは、顧客自身がバーコードの読み取りから支払いまでを行うレジのことを指します。近年では、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで導入が進んでいます。

セルフレジには、大きく分けて「セミセルフレジ」と「フルセルフレジ」の2種類があります。

2つのセルフレジの特徴

4-1: セミセルフレジ 商品のスキャンはスタッフが行い、支払いのみを顧客が精算機で行う形式。コンビニやスーパーで主流。
4-2: フルセルフレジ スキャンから支払いまですべてを顧客自身が操作。RFID(電波による非接触認証)による自動スキャン機能を備える場合もあり、アパレル業界などで導入が進む。

これらのセルフレジは、いずれも人手不足への対応や業務効率の向上に貢献しており、会計業務のスピードアップやスタッフ負担の軽減、レジ前の混雑緩和といった効果が期待されています。

業態や店舗規模に応じて、適切なタイプを選定することで、よりスムーズな店舗運営が実現できます。

スマレジのセルフレジ

5: 券売機

券売機

券売機は、飲食店や遊園地などでチケットを販売する際に利用される端末です。

特に飲食店では、券売機を導入することで、注文や会計の業務をすべて端末に任せることができ、スタッフは調理や接客など他の業務に集中できるようになります。その結果、店舗全体の業務効率化につながります。

多店舗展開している飲食店では、POS機能を備えた高機能タイプの券売機を導入するケースも増えており、業務管理の効率化にも効果を発揮しています。実際に、大手の飲食チェーンでも導入が進んでいます。

一般的なレジを導入する場合、数十万円単位の初期費用がかかるうえ、スタッフへの操作研修などの教育コストも必要になってきます。その点、無人運用が可能な券売機は、人手不足対策としても有効であり、導入を検討する価値のある選択肢のひとつです。

スマレジの券売機

店舗規模別に見る最適なレジの種類

店舗運営において業務効率を高めるには、自店舗に適したレジシステムの導入が欠かせません。ここでは、小規模店舗、複数店舗、全国展開といった規模ごとにおすすめのレジの種類をご紹介します。

1: 小規模店舗に最適なレジ

小規模店舗に最適なレジの種類は「タブレット型POSレジ」です

小規模店舗におけるレジの特徴

  • シンプルな機能構成で操作が簡単
  • 初期費用、月額費用を抑えられる
  • キャッシュレス決済に対応

小規模店舗では、少人数で運営されているケースが多く、導入コストや操作のしやすさが重視されます。そうした条件に合うのが、タブレット型のPOSレジです。

必要な基本機能をひと通り備えており、直感的に操作できるため、スタッフの負担も軽減できます。また、クレジットカード決済や電子マネーにも対応可能なため、顧客にとっても便利な決済環境を整えることができます。

2: 複数店舗に最適なレジ

複数の店舗を展開している場合に最適なレジの種類は「タブレット型POSレジ」です

複数店舗におけるレジの特徴

  • 店舗ごとの売上、利益の分析が可能
  • アクセス権限の設定が可能
  • 端末間のデータ連携が可能

複数店舗を効率的に運営するには、各店舗の売上や在庫情報を本部で一元管理できる体制が理想的です。クラウド型のPOSレジであれば、拠点間のデータ共有がリアルタイムで可能になり、経営判断のスピードと精度が向上します。

店舗ごとの設定変更やメニューの調整も独立して行えるため、それぞれの店舗に最適化した運用が実現できます。

3: 全国展開を見据えた店舗に最適なレジ

全国展開やフランチャイズ展開を想定する場合に最適なレジの種類は「大規模POSシステム」です

全国規模の店舗におけるレジの特徴

  • 会計システム、顧客管理システム、予約管理システムなどとの外部連携が可能
  • カスタマイズ可能で独自のニーズに対応
  • 高度なセキュリティ対策を実装

広範囲で多数の店舗を運営する企業では、膨大なデータ処理や複雑な業務フローに対応できるPOSレジが必要です。そのようなニーズに応えるのが、大規模POSシステムです。

会計処理はもちろん、顧客情報や予約の一元管理、データ分析など、幅広い機能を備えており、自社独自の業務に合わせたカスタマイズも可能です。また、高度なセキュリティ対策が施されているため、安心して運用を続けられます。

スマレジは、誰にでもわかりやすく、直感的に操作できるPOSレジです。
レジ業務の効率化や売上管理もこれ一台でかんたん。POSレジがはじめての方からも多く選ばれています。

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これからレジを導入するならPOSレジがおすすめな3つの理由

これから新たにレジの導入を検討している方には、POSレジの導入をおすすめします。POSレジは、従来型のレジスターと比べて使い勝手が良く、店舗の業種や規模に合わせて柔軟に選べるのが特徴です。

ここでは、POSレジが選ばれる主な理由を3つご紹介します。

理由1: 売上向上のためのデータ管理・分析ができる

POSレジは、従来のレジスターに比べて機能が非常に充実しており、会計時の手入力作業や売上管理の手間を大きく削減できます

スタッフの業務負担が軽減され、顧客の待ち時間も短縮されるため、店舗運営全体の効率化に貢献します。特に回転率が重視される飲食店などでは、業務効率の向上だけでなく、売上アップも期待できるでしょう。

また、売上管理や在庫管理、顧客情報の蓄積、販売データの分析など、これまで手間のかかっていた作業をPOSレジが自動的に担ってくれるため、空いた時間を他の業務に充てることが可能になります。

従来型のレジでは、売上情報の集計や分析に多くの時間を要し、手作業による入力ミスも発生しやすいという課題がありました。POSレジの導入により、こうしたヒューマンエラーの防止にもつながります

理由2: 業務効率が向上する

POSレジは、誰にでも使いやすいよう画面設計や操作性に配慮して開発されている製品が多く、操作を覚えるまでの時間が短くて済む点が大きなメリットです。これにより、スタッフ教育の負担やコストも抑えられ、業務効率の向上にもつながります

特に、タブレット型やスマートフォン型のPOSレジは、多くの人が使い慣れたスマートフォンと同様のインターフェースで操作できるため、導入のハードルが低く、スムーズに現場へ定着させることができます。

さらに、軽減税率やキャッシュレス決済といった新たな制度・決済手段にも柔軟に対応できるのが、POSレジの大きな強みです。計算が煩雑になりがちな軽減税率も、自動で正しく処理されるため、スタッフ側の負担やミスを防ぐことができます。

理由3: 外部システムとの連携が可能

POSレジは、会計ソフトや在庫管理システム、ECサイトなどと連携できる製品が多く、各種データを一元管理できるのも大きな利点です。

例えば、売上データを自動で会計ソフトに反映させたり、ECサイトと店舗の在庫変動をリアルタイムで同期したりと、手作業では難しかったデータ連携がスムーズになります。

POS専用機(ターミナル型POSレジ)でも、ベンダーが提供する専用のソフトウェアやパッケージを使うことでこうした連携が可能ですが、拡張性やカスタマイズ性の面では、クラウドベースで運用されるタブレット型POSレジの方が柔軟で、他社サービスとの連携も比較的スムーズです

POSレジに搭載される主な9つの機能

本記事冒頭に紹介した5種類のレジの中でも、POSレジには従来のレジスターにはなかった多彩な機能が搭載されており、業務効率化や顧客満足度の向上に大きく貢献します。ここでは、代表的な9つの機能を紹介します。

POSレジの主要9機能

機能名 概要
1: 会計機能 商品やサービスの金額を自動で計算し、現金またはキャッシュレスで精算を行う基本機能。消費税や割引の自動処理も可能で、正確かつスピーディな会計を実現する。

バーコードスキャンや商品登録を行うことで迅速に会計を進めることができる。
2: 売上集計・分析機能 日々の売上をリアルタイムで集計し、商品ごとの売れ行きや時間帯別の売上傾向などが分析可能。販売戦略や在庫調整に活用できる。

クラウド型のPOSレジであれば、店舗外からでもデータにアクセスでき、複数店舗を運営している場合にも一元的な管理が可能。
3: 在庫管理機能 商品の販売情報と連動して在庫をリアルタイムで自動更新。棚卸の効率化や欠品・過剰在庫の防止に貢献する。
4: 顧客管理機能 来店履歴や施術内容、購入商品などを記録・管理する。顧客ごとの対応がしやすくなり、リピート率向上や接客の質の向上につながる。
5: キャッシュレス決済機能 クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、現金を使わない支払い方法に対応。顧客層の拡大や顧客満足度向上に加え、現金管理の手間削減に役立つ。
6: 予約管理機能 POSレジと予約システムを連携させることで、チェックイン・チェックアウト業務を効率化。二重入力や予約ミスを防ぐ。
7: オーダーエントリー機能 スタッフがタブレットやハンディ端末で注文を入力し、キッチンやPOS本体に即時送信。正確な注文処理とスムーズな会計に繋がる。
8: レセコン・電子カルテ連携機能 医療機関で使用するレセプトコンピューターや電子カルテと連携。診療情報や会計処理の一元管理が可能になり、事務作業の負担を軽減する。
9: 外部システム連携機能 会計ソフト、在庫管理システム、勤怠管理システム、ECサイトなど外部の業務システムやサービスとデータ連携することで、情報の一元化と業務全体の精度向上を実現する。

POSレジは、単にレジ機能だけでなく、このように豊富な機能を備えていることが大きな特長です。特に、クラウドタイプのタブレット型POSレジであれば、必要な機能をアプリで簡単に追加することができるため、幅広い業種での活用が進んでいます。

スマレジは、誰にでもわかりやすく、直感的に操作できるPOSレジです。
レジ業務の効率化や売上管理もこれ一台でかんたん。POSレジがはじめての方からも多く選ばれています。

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タブレット型POSレジの運用に必要な周辺機器

ターミナル型POSレジや従来のレジスターとは異なり、タブレット型POSレジを導入する際は、用途に応じた周辺機器を別途用意する必要があります。ここでは、タブレット型POSレジをスムーズに運用するために必要となる主要な周辺機器を紹介します。

タブレット型POSレジの代表的な周辺機器

機器名 概要
レジ端末
レジ端末
POSレジの中核を担うタブレット端末。市販のiPadなどに専用アプリをインストールし、売上・在庫・顧客・スタッフの各種管理が可能。省スペース設置ができ、クラウド型なら常に最新機能に自動アップデートされる
レシートプリンター
レシートプリンター
会計明細を印刷するための機器。レシートは購入証明として重要であり、クーポンやQRコード、店舗ロゴの印刷も可能。Bluetooth対応の小型モデルもあり、省スペースでの設置が可能。
バーコードスキャナー
レシートプリンター
商品のバーコードを読み取るための装置。ハンディ型や卓上型があり、スキャンで素早く商品登録できるため、手動入力に比べてスピードと正確性が向上する。

また、在庫管理機能と連動して、棚卸の際にバーコードリーダーを使うことで効率化が可能
キャッシュドロア
レシートプリンター
現金の受け渡しと保管を行う引き出し型の収納機器。POSと連動して自動開閉する仕組みで、

セキュリティ機能を備えたモデルや、レシートプリンターと一体化したモデルもある。現金管理が必要な店舗では必須。
キャッシュレス決済端末
レシートプリンター
クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などに対応する端末。決済データをPOSと連携して自動反映でき、現金管理の手間を削減する。スマレジのマルチ決済端末「PAYGATE(ペイゲート)」のように、レジ機能も搭載された多機能タイプもある。

※写真はスマレジの「PAYGATE」
カスタマーディスプレイ
レシートプリンター
顧客に会計金額や購入商品を表示するディスプレイ。会計の透明性を高め、安心感を与える。中にはプロモーションや広告を表示できる機種もあり、マーケティング用途にも活用可能。

これらの機器を必要に応じて組み合わせることで、タブレット型POSレジの機能を最大限に活用できるようになります。店舗の運営スタイルやスペース、業種に合わせて最適な機器構成を選びましょう。

なお、下記記事にて、これら周辺機器の価格相場などをまとめていますので、あわせてぜひご覧ください。

関連記事:POSレジの価格・費用相場と安く導入する方法を解説

レジの導入前に知っておくべき補助金・助成金制度

レジの導入にあたっては、要件を満たすことで、国や自治体による補助金や助成金を受け取れる可能性があります。条件に該当する場合は、初期費用の負担を軽減できるため、事前に確認しておくと安心です。

レジ導入に活用できる可能性のある補助金・助成金には、以下のような制度があります。

IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際に、その費用の一部を補助する制度です。

POSレジや在庫管理システム、販売管理ソフトなどの導入が対象となっており、ソフトウェアやクラウドサービスに加えて、パソコンやタブレット、レシートプリンター、バーコードリーダーなどのハードウェア・周辺機器も補助対象に含まれる場合があります。

補助内容は申請する枠によって異なるため、導入を検討する際は、対象となる製品や条件を事前に確認しておきましょう。

スマレジはIT導入補助金をご利用いただけます

働き方改革推進支援助成金

働き方改革推進支援助成金は、中小企業が労働環境の改善に取り組む際に、そのための設備投資や制度導入の費用を補助する制度です。

対象となる取り組みには、労働時間の短縮や生産性向上を目的とした機器の導入が含まれており、POSレジや勤怠管理システムなど、業務効率化につながるツールも支援対象となります。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が自社の経営を見直し、持続的な経営のために作成した計画に基づいた販路開拓や生産性向上の取組を支援する補助金制度です。

チラシ・WEBサイトの作成、店舗改装、ITツールの導入など幅広い取り組みが補助対象となっており、POSレジの導入費用も対象となる場合があります。

いずれの制度も、申請には一定の条件や審査が必要なため、必ずしも補助が下りる訳ではありませんが、制度の内容や条件を確認し、自店に適用できる可能性がある場合は、ぜひ積極的に申請を検討してみましょう。

また、上記の制度のほかにも「業務改善助成金」「ものづくり補助金」といった制度も、レジの導入支援として活用できる可能性があります。

補助金・助成金制度については、下記記事でも詳しくまとめておりますので、あわせてご覧ください。

関連記事:【2025年最新】POSレジ導入で使える補助金・助成金まとめ

POSレジ「スマレジ」は、IT導入補助金2025の対象です

補助金を活用すれば、導入費用の最大75%が補助され、コストを大幅に抑えてPOSレジを導入できます。

「どのくらい補助が受けられるのか知りたい」「申請方法を詳しく知りたい」という方は、下記のページをご覧ください。

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まとめ

本記事では、レジの種類ごとの特徴をはじめ、POSレジに搭載される主な機能や、タブレット型POSレジの運用に必要な周辺機器、さらには導入時に活用できる補助金制度について解説しました。

現在は、「レジ」とひと口に言ってもその種類は多様化しており、業種や店舗規模に応じて最適な選択肢は異なります。どのレジが自店に適しているかを見極めるには、必要な機能や運用コスト、サポート体制などを総合的に比較することが重要です。

まずは自店舗の課題やニーズを整理したうえで、最適なレジの導入を検討してみてください。

株式会社スマレジにて、法人営業部のエリア拠点長を歴任し、営業の最前線で数多くの店舗のDX支援や課題解決に貢献。現在は、現場で培った深い製品知識と顧客理解を基に、社内Youtuberとしても専門的な情報を分かりやすく発信している。

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