弊社が抱えていた一番の課題点は、アプリとECの顧客情報が分かれていたということです。そして、それを統合するだけでなく、オンラインに備わってなかった「ポイントを貯めて使える機能」をアプリでも使えるようにすることも重要なミッションでした。顧客情報を統合して、ポイントシステムを実現する手段として、他社より実績がある「Omni Hub Shopify会員連携アプリ」の導入を決めました。
実はそのとき、LINEの導入や会員情報のバーコード表示も同時に検討を進めていたんです。「Omni Hub Shopify会員連携アプリ」はLINEとも連携をしているため、会員獲得の範囲がぐっと広がりました。
LINEを立ち上げてポイントカードを表示できる手軽さも強み
「Omni Hub Shopify会員連携アプリ」を導入し、新しいBAKEアプリをリリースしたのが2021年12月で、同月に4万5000人がプラスされ、2022年4月30日時点ではさらに5万6000人増えました。 12月と4月に行った新規登録キャンペーンの効果もあると思いますが、2019年9月にスタートした旧アプリの会員数が約8万人ですので、2年間で獲得したお客様とほぼ同等数を半年間で獲得できたことになります。
ー絶大な効果ですね!LINEの機能はどのように活用されていますか?
新商品や新ブランドを立ち上げた時に、LINEから情報発信しています。その開封率やクリック数についても、常に社内で共有をするようにしています。
ーLINEもアプリもお客様と繋がるツールですが、それぞれの役割や棲み分けについてはどのように考えていらっしゃいますか?
お客様がネイティブアプリをダウンロードするには、ネット環境などのハードルがありますが、既にインストールされているLINEのアプリを使って新規登録やバーコード表示ができるのはお客様にとって非常に手軽です。お客様への案内のしやすさは、LINEの利点ですね。 ただ、LINEの機能については私たちが追加できるものではないし、お願いしてもすぐに実装されるというものではありません。対してネイティブアプリは、よりロイヤリティを高めるための機能の拡張性があると考えています。 お客様を未会員の方、LINEで登録した方、アプリで登録した方という3つのステータスに分け、それぞれどのようにステップアップしてもらうかという視点で施策を立てるようにしています。
『BAKE the SHOP』ではブランドを横断してBAKEのお菓子を楽しめる
BAKE the SHOPはBAKEの各ブランドを横断した商品展開で、お店そのものを「ショーケース」に見立て、月毎にラインナップをアップデートしているので来るたびに新しい発見があるかと思います。 店舗が近くにない方はオンラインショップ「 BAKE THE ONLINE 」でいつでもお取り寄せができますので是非ご利用くださいませ。
お菓子を通じて世の中にワクワクを届けるBAKE。食べておいしいだけじゃない、お菓子の可能性を広げてくれます。自分のため、大切な誰かへの贈り物のために、店舗やオンラインショップをのぞいてBAKEの世界観を味わってみてください!