大型新店舗のレジ導入コストを削減。400席超のキャパシティでもスムーズな稼働です。
La Boca Centro(ボカチェントロ)は、名駅前の路面に誕生した複合型スペインバル。全400席超のダイナミックな店内に非日常なフォトジェニック空間が広がる、大人のためのレストランです。このような大規模新業態にスマレジを導入した理由とその使い勝手について、株式会社ボカディレクション代表取締役の鈴木 英幸さんにインタビューしました。
ーこちらは飲食店の複合施設ということで、お店が4つのブースに分かれていると聞きました。新しいスタイルですね。
はい、業態の異なる4つのお店で構成されています。1Fにあるのがスペイン料理とフレッシュオイスターをメインにしたシーフードのお店『La Boca Centro(ボカチェントロ)』です。地下には、名古屋の人気バル4店舗が集合したフードスタジアム型飲食店の『La Boca Chika(ボカチカ)』があります。4店舗のお店のお料理を一つのテーブルで注文できる、フードコートのバル版で、180席のご用意があります。同じく、地下に『THE BAR』というミュージックバースペースがあって、『La Boca Chika』と1F『La Boca Centro』の共有スペースになっているんです。自由に行き来できるようになっているので、お食事が終わってから音楽を聴きながら一杯という使い方もできますし、こちらで食事をしている最中に一杯だけ『THE BAR』で飲むという楽しみ方もできます。
あとは、『La Boca Centro』の並びにある、カジュアルワインバーの『La Boca Yoko(ボカヨコ)』。ここはリーズナブルで使い勝手の良いお店になっていて、レストランに入る前の待ち合わせや2軒めとしてもご利用いただいています。
4つの人気バルのオープンキッチンが中央に集まる『La Boca Chika』
400席以上の大型店にスマレジを導入
ー4ブース合わせると400席以上という、名古屋でも有数の大箱レストランになりますが、こちらでは全てのブースでスマレジをご利用いただいているんでしょうか?
『THE BAR』でのお支払は、カジュアルな利用シーンに合わせてキャッシュオンデリバリーにしています。『THE BAR』以外はスマレジです。
タブレットPOSの導入ですっきりとスタイリッシュなレジカウンターに
ージェイグループさんの既存の店舗では大手のPOSレジを利用していたと伺っています。今回初めてこの店舗で本格的にタブレットPOSを導入したんですね。その理由を教えていただけますか?
ここはとにかくキャパシティが大きいので、大手のPOSレジだと膨大な初期投資がかかってしまうんです。大手POSならではのメリットも色々あるとは思うんですが、コストの削減を図りつつ新しい試みにもチャレンジするという意味で、今回はタブレットPOSを導入することにしました。
お店のキャパシティを活かした華やかで開放的なエントランス
基幹システムとの連携もクリア
ーこの規模のレストランで新しいレジシステムを導入するのはかなりチャレンジングな試みだったと思います。実際に利用してみて使い勝手はいかがですか。
基本的に飲食店で利用するようなシチュエーションであれば、特に不具合はないですね。たとえばコースや飲み放題といったプランもお客さまによくご利用いただいていますが、問題なく稼働しています。初期費用のコスト削減を実現しつつ、必要な機能は揃っているので満足ですね。
経理上のスキームの関係で、基幹システムとの連携に関する懸念点が挙がっていましたが、そこもクリアしました。
ー基幹システムは、オリジナルで作ったものを利用しているそうですね。
はい、グループ全体の基幹システムを、開発ベンダーにオリジナルで作ってもらっています。スマレジの場合は、スマレジ側でもともと用意されているAPI連携の仕様書があったので、その仕様書をベンダーに渡すだけでよかった。そこはとても助かりましたし、そのおかげで基本的に苦労せずに連携を進めてもらうことができました。
ーウェイターも導入していただいているとのことですが、スタッフは全部で何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか?
学生のアルバイトも含めて、全部で70名ぐらいいます。デジタルネイティブな若い世代のスタッフが中心なので、スマレジもウェイターも問題なくスムーズに使えているようです。
『La Boca Centro』の活気あふれるオープンキッチン
名古屋ショールームに寄せる期待
ー スマレジを導入するにあたってSkypeでオンライン商談をされたとのことですが、不安な点などはありませんでしたか?
もともと他の店舗では大手のPOSレジを使っていたんですが、ボカチェントロについてはオープンの日程が決まってから、レジをタブレットPOSに変更することになったんです。時間がないなかでスピーディに契約できるよう、Skype商談前にタブレットPOSについてある程度調べて準備しました。その上で、スマレジの営業の方にもとてもしっかりとご説明いただけたので、特に不安なところはありませんでしたね。
レジカウンターはお客さまをお迎えするレセプションも兼ねている
ー ありがとうございます。いよいよ6月に、東海地区初のショールームが名古屋の栄にオープンします。実機をご覧いただきながら、担当者が店舗に合わせたご提案をいたしますので、是非ショールームにもいらしてください。
そうですね、お店からも近くて色々気軽に相談できそうで嬉しいです。今後別店舗でタブレットPOSを導入する話も出ていますし、その際には名古屋ショールームに伺うことになりそうですね。
ー ショールームは、新規のお客様へのご提案だけでなく、既存のお客様に新しいレジ周辺機器をご覧いただく場にもなります。スマレジ名古屋ショールームの開設が、名古屋商圏のさらなる活性化に一役買えれば良いなと思っています。
名古屋に複数の飲食店やブライダルサロンを展開するジェイグループ系列の新店舗、『La Boca Centro』。『La Boca Centro』に来ると何か楽しいことがある...そんな場所にしていきたいとコメントしてくださいました。また、既存店舗にもスマレジを導入することが決まっているそうです。名駅前という好立地に加え、複合型飲食店ならではの使い勝手の良さが魅力。メニューの入れ替えも頻繁に行っていく予定とのことなので、『LaBocaYoko』や『THE BAR』での軽く一杯から立ち寄ってみてはいかがでしょうか?