EeNA

ケーススタディ33

コスメショップ EeNA

業態
:化粧品小売
形態
:新規開業
店舗数
:2店舗
利用機能
:プレミアムプラス
HON・パートナーズジャパン株式会社 取締役チーフマーケティングオフィサー 朴 重旭 さま
 

アプリでカスタマイズしたスマレジで逆風に打ち勝つ販売戦略

東京・新大久保。韓国グルメやコスメの店、アイドルグッズショップが軒を連ね、まるで韓国に来たような気分を味わえる日本有数のコリアンタウンです。メインストリートの大久保通りでひと際目を引く、黄色と黒がイメージカラーの店舗が韓国D.I.Yコスメショップ「EeNA新大久保本店」です。一人ひとりの肌に合わせて美容成分をカスタマイズし、世界でたったひとつのスキンケアコスメをつくることができる日本初のコスメショップです。
2020年9月、新大久保の店舗開業にあたってスマレジを導入していただき、現在はアリオ橋本店と合わせて2店舗で利用中。取締役 チーフマーケティングオフィサー 朴 重旭 さまにスマレジを選んだきっかけから活用方法までお話をうかがいました。


ーまずはレジの中でもタブレットPOSを選ばれた理由やきっかけを教えてください。また、なかでもなぜスマレジを選んでいただいたのでしょうか?

タブレットPOSレジを選んだ理由は、市場で定着しつつあり導入コストも安いからです。その中でLINEと連携した会員カードシステムを利用できるのがスマレジしかないということで、最初からスマレジ一択でした。
導入コストは、プリンターやキャッシュドロアなど機材のみでしたので10万円ぐらいです。設置は基本的に当社のシステム担当者が行ったのですが、概ねスムーズでした。

スマレジ・ケーススタディ:EeNA

人気商品のフェイスパック。会計業務はバーコードで

 

ー実際に使い始めていかがでしたか?スタッフの教育や研修についても教えてください。

実は、アプリを初めて立ち上げたときのレジの操作画面は、煩雑に感じました。当店のようなコスメショップは、飲食店などと比べると商品数が膨大でリスト表示が難しいんです。でも、簡易版表示に切り替えてみたら非常に使いやすくて。業態や商品数に合わせて、表示を選べるところがいいですね。
スタッフも、たくさんボタンのある一般的なレジとは違い、バーコードを読み込んでお金を入れるだけというシンプルな作業なので、すぐに使えるようになりました。OJT形式で実際に店頭で操作しながら覚えてもらったので、特に研修時間は設けていません。

スマレジならバンドル販売やセット販売も自由自在

ー基本的な会計業務や管理画面で、よく利用する機能や便利だと感じている機能などはありますか?

レジの操作画面はシンプルで使いやすいです。
管理画面は在庫の管理などで活用しています。たとえば韓国コスメでおなじみのフェイスパックは、箱売りの商品とバラ売りの商品がありますよね。バラ売りの商品も、もとは箱詰めされていて、それぞれJANコードが違います。一般的な在庫管理機能だと、フェイスパックのバラが何枚、箱が何個と在庫を管理をせざるを得ないのですが、スマレジだと箱の商品を販売するとバラから在庫を引き当ててくれるんです。販売形態が違っても同一商品の在庫としてまとめて管理できるのでとても便利です。
コスメショップ特有の商品のセット売り(バンドル販売)に便利な機能も備わっていて、お会計も在庫管理もとてもスムーズですね。

スマレジ・ケーススタディ:EeNA

セット購入で値引きになるといったバンドル販売にも対応

 

ー在庫管理や売上分析から、売れ筋商品なども見えてくると思います。仕入れに活かしたりもしていますか?

売上分析はとても参考になります!
輸入コスメは1ヶ月前発注で2ヶ月後に入荷されるパターンが多く、2ヶ月先を読むために現状の売れ筋はタイムリーに把握しています。 また、品揃えもデータを参考にしてガラッと変えました。新大久保のコスメショップの顧客層は若い方が中心という印象がありますよね。私たちもオープン当初は20代前半から後半をターゲットにした品揃えにしていました。でも開店後に売上のデータを見てみると、顧客層として単価が高いものを購入される30代以上の方も想定以上にいらっしゃることが分かったんです。そこで取り扱う商品を見直し、オープンから3ヶ月後には品揃えを変えました。データを参考にして、お客さまに合わせて品揃えを変えたことで、売上も大きく伸びました。

LINE連携できめ細かい顧客対応が可能に

ーEeNAさんはスマレジのアプリケーションプラットフォーム「スマレジ・アプリマーケット」内のLINE連携会員カードシステム 「EDWARD」をご利用いただき、LINEポイントとスマレジの会員情報を連携されています。アプリ利用に至ったきっかけを教えてください。

そもそもスマレジを選んだのもEDWARDありきでした。物理的なカードの発行やお客様に専用のアプリなどをダウンロードいただくことなく、アプリを通してLINEの会員カードを簡単に発行できるところに惹かれました。スタッフのオペレーションなく、会員様のデータを登録できることも採用の決め手です。開店に伴い、お客さまの会員情報をもとにした「東京在住の30代の女性が買う商品の傾向」といった情報がほしかったため、会員カードの導入は必須でしたし、ちょうど店舗のオープンとアプリのリリースのタイミングが同時期だったこともあり、営業の方からご提案いただきました。

スマレジ・ケーススタディ:EeNA

LINEの会員カードのバーコードを読み込むとポイントが付与される
 

ー実際にアプリ「EDWARD」をご利用されてみていかがでしたか?

LINEの中でショッピングできる仕組みをつくったのですが、今まで店頭にお越しいただいていたけれどコロナ禍のなか来店できない方や、メディアを通して当店を知った方にご利用いただいたりと、すごく良い補完ができています。 また、LINEを通してお客さまからの質問に回答するなど、スピーディーできめ細やかな顧客対応が可能です。クレームなども未然に防げているのではないでしょうか。会員登録自体は、LINEで友達登録してもらうだけなので、スタッフもお声がけしやすいです。それもあって9ヶ月で約6,000人の方に登録していただきました。

ーそれはスタッフにとってもメリットですね。

うちのお客様は30%がリピーターなので、購入履歴が分かることが重要なんです。アプリのおかげでLINE画面を見せていただければすぐにご希望の商品をご提案できたり、新商品のセールストークができるのは大きいですし、接客の平準化にもつながっています。

EeNAだけの商品とサービスをお客様へ

ー最後に、お店のPRをお願いします。

EeNAは、日本初の韓国D.I.Yコスメショップで、当店でしか購入できない商品が豊富にあることが特徴です。アルバイトを含むすべてのスタッフに高いレベルの知識教育を行っており、月に一度、化粧品成分研修を実施しています。お客様は、スタッフにご相談いただきながら自分に合った自分だけのコスメを作ることができます。また、新大久保本店にはYouTubeやInstagramなどSNS撮影・配信を行えるスタジオブースを設置し、無償貸し出しを行っています。LINE SHOPもご用意しておりますので、ぜひご利用ください。

スマレジ・ケーススタディ:EeNA

スマレジとスマレジ・アプリマーケットをフル活用して販売戦略を立てているEeNAさん。データをもとに顧客のニーズに合った商品を揃え、LINE、YouTube、Instagramといったソーシャルメディアを通して日本初上陸の商品をいち早く市場に提案し、コロナ禍における顧客獲得に成功しています。その存在は新大久保のコスメショップの中でも一目を置かれているようでした。
今後も、様々なお店の販売スタイルや店舗運営の課題解決に応えてゆけるよう、スマレジ・アプリマーケットを充実させて参ります。

導入について、
お気軽にお問い合わせください。

HON・パートナーズジャパン株式会社
〒169-0072 東京都新宿区大久保1-15-15 1F
一人ひとりの肌に合わせて美容成分をカスタマイズしたスキンケアコスメをつくることができる、日本初のD.I.Yコスメショップです。
業態・業種
小売業・リテール
店舗数
2店舗
売上
非公開
スタッフ人数
12人(アルバイト含む)
記事作成:2021/08/02