一部の条件下での返品取消/返品販売時、税額の按分が正しく計算されない不具合を修正しました |
返品取消、および返品販売時に作成される取引情報に、下記の条件で税額の按分が正しく計算されない不具合がございました。 税額端数を按分して振り分ける際、按分付与される最後の取引明細の次の明細(按分対象外)が奇数だと按分が多めに、偶数だと按分が少なめに算出される不具合を修正いたしました。
【発生条件】 ・税額端数が2円以上 ・取引の商品数(明細の行数)が税額端数+2以上 (税額端数が2の場合は明細の行数が4以上、税額端数が3の場合は明細の行数が5以上となります)
【税額端数とは】 税額端数とは、明細数と商品の金額に応じて消費税額の振り分けを行った際に、各明細に対して1円ずつの振り分けができなくなった時点の税額の余り金額です。
《例:税抜98円の異なる商品を5点購入した場合》 98円の消費税は9.8円のため、1点当たり107.8円となります。 5点で539円、その内消費税は49円です。 49円から5点の商品に振り分けられる消費税は9円、余りが4円発生します。 この4円が税額端数となります。
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