小規模店舗や個人事業主の
POSレジ導入に重要な５つのポイント

小規模店舗や個人事業主がPOSレジを導入する際に
押さえるべき重要な５つのポイント

これら５つのポイントについて、スマレジを例に挙げながら解説してまいります。

まず、予算や人手が少ない小規模店舗や個人事業主がPOSレジを導入するにあたっては、下記の２点を考慮することが大事です。

・できるだけ導入費用を抑えること
・少ない人数でも効率的に運用できること

小規模店舗や個人事業主は、これらを実現できるPOSレジを導入すべきです。そしてそのためには、POSレジの選定にあたって下記の５つのポイントを押さえることが重要になります。

POSレジを導入する際の重要な５つのポイント

ポイント１：無料で開始できるサービスを選ぶ

スマレジのPOSレジサービスでは複数のプランが用意されており、予算や業態に合わせてプランを選択することができます。特に「スタンダート」は、初期費用・月額費用ともに０円で基本的なレジ機能が使えるプランです。

このように、無料でPOSレジ運用を開始できるサービスを選ぶことで、予算の少ない小規模店舗や個人事業主が初期コストを抑えてPOSレジを導入することができます。そして、売上が安定し、事業が成長できるタイミングでプランアップするという、効率的で負担の少ない運用も可能になります。

小規模店舗や個人事業主は、まずはスモールスタートから運用を始められるPOSレジサービスを選びましょう。スマレジの各料金プランの詳細は、下記の公式ページをご覧ください。

参考：スマレジ・POSの料金プラン・価格一覧

ポイント２：クラウドPOSレジを選ぶ

クラウドPOSレジとは、インターネットを通じてデータを管理・保存するPOSシステムで、必要に応じて機能を追加したりカスタマイズできる点が特徴です。これにより、小規模店舗や個人事業主にとって過剰な機能による費用の増加を避けつつ、最低限の機能で始め、必要に応じて機能を追加するといった、効率的な運用ができるというメリットがあります。

スマレジは柔軟性の高いクラウドPOSレジです。実際にスマレジでは、先に述べたように使える機能が異なる複数のプランを選択することができますが、必要に応じて機能を追加できるため、「レジ機能のみのスタンダードプランに、予約管理機能だけ加えて開始する」といったことも可能です。このような柔軟性の高さがクラウドPOSレジの魅力です。

また、クラウドでシステムが自動更新されるため、常に最新の機能やセキュリティ対策が自動で適用される点もクラウドPOSレジのメリットです。これにより、従来のPOSレジと異なり、店舗側でのメンテナンスがほとんど不要です。このように、最低限の管理で最新のシステム環境が保たれる点でも、忙しい小規模事業者にとってクラウドPOSレジは最適な選択肢と言えます。

ポイント３：必要な機器を安くそろえる

クラウドPOSレジのメリットはもうひとつあります。従来のPOSレジは、機器の相場が50〜100万円程度と高額なため、小規模事業者や個人事業主にとって導入のハードルが高い点がネックでした。その点で、クラウドPOSレジは、タブレットやPCをPOSレジとして活用できるため、機器の購入費用を抑えることができます。

スマレジを例に挙げると、市販されているiPadをレジ端末として利用するため、安いもので５万円程度から端末を用意することが可能です。もし、すでに所有しているiPadがあれば、そのままPOSレジとして活用できるため端末購入費用は0円です。

また、クラウドPOSレジの運用には、レジ端末の他に下記の周辺機器が最低限必要になります。

クラウドPOSレジ運用に必要な５つの機器

これらの周辺機器とタブレット端末を一式そろえても、15万円程度からPOSレジの導入が可能です。

さらに、スマレジでは、これらの周辺機器のセットを毎月定額でレンタル利用できるプランも用意しています。一例として、小規模店舗向けにレシートプリンター一体型のキャッシュドロアーにバーコードスキャナーとカスタマーディスプレイが付いたセットを、月額3,960円からレンタルすることが可能です。このようなサービスを利用することで、さらに負担を抑えたPOSレジ運用が可能になります。

小規模なお店におすすめのスマレジサブスクプラン「mPOPセット」

スマレジの機器レンタルでは上記のセット意外にも、例えば、高額な「自動釣銭機」もレンタルできるセットもありますので、下記の公式ページより詳細をご覧ください。

参考：スマレジの機器サブスクプラン

従来の専用POSレジの機器が高額な点から考えても、このように機器を安価に導入できるクラウドPOSレジは、初期予算が限られている小規模事業者や個人事業主にとって最適なPOSレジなのです。

ポイント４：使いやすいレジを選ぶ

小規模店舗や個人事業主がPOSレジを効率的に運用するためには、スタッフにとって「使いやすいレジ」を選ぶことが重要です。POSレジの操作が直感的でわかりやすければ、新たにレジの操作方法を覚える時間が短縮され、スタッフ教育にかかる負担も軽減されます。特に少人数で運営する場合、スタッフ全員がすぐに操作できるシステムは、スムーズな店舗運営に大きな効果をもたらします。

また、使いやすいレジはトラブルが発生しにくく、トラブルが起きたとしても簡単に対処できるケースが多いのも利点です。操作が複雑なシステムに比べ、日々のレジ作業にかかる時間も短縮されるため、接客など他の業務により多くの時間を割くことができます。

スマレジは、直感的な操作性と豊富な機能を兼ね備えた使いやすいPOSレジとして、多くの小規模店舗や個人事業主が活用しています。iPadを活用したシンプルなインターフェースにより、初めての方でも短時間で操作を習得できます。下記はスマレジの操作画面です。

スマレジの操作画面

iPadをベースにしたシンプルな画面デザインとレイアウトにより、まるでスマートフォンを操作する感覚でレジ操作を行えるため、若い世代から年配のスタッフまですぐに使いこなすことが可能です。

このように、使いやすいPOSレジを選ぶことは、少人数でも店舗全体を効率よく運営するための重要なポイントとなります。

ポイント５：サポートが充実したサービスを選ぶ

少人数で運営する小規模店舗や個人事業主の店舗では、レジの不具合や設定の問題が発生しても、自力で解決するのが難しい場合があります。そのため、サポートが手厚いサービスを選ぶことで、トラブル時にすぐ対応してもらえ、営業への影響を最小限に抑えられます。

また、サポートが充実していることで、導入時の初期設定や基本的な操作方法の習得がスムーズに進み、短期間でPOSレジを使いこなせるようになります。スタッフのトレーニングも短時間で済むため、導入後すぐに現場で活用でき、業務全体の効率化につながります。

スマレジでは万全のサポート体制を用意しております。無料メールサポートでは、平日18時までの問い合わせに対して原則当日中に返信する迅速な対応があり、初めてのユーザーでも安心です。また、専用のヘルプサイトに豊富なFAQやオンラインマニュアルが掲載されており、自己解決できるリソースが充実しているため時間短縮にもつながります。

初心者にもわかりやすいヘルプサイトの解説例

さらに、プレミアムプラスプラン以上では、365日対応のコールセンターも利用可能で、いつでも専門スタッフの的確なサポートを受けられます。初期設定や導入時のサポートもあり、POSシステム導入に不安がある方もスムーズにスタートできる体制が整っています。

このように、POSレジをスムーズに運用するためには、迅速で親身なサポートが欠かせません。少人数での運営だからこそ、サポートが充実したサービスを選ぶことで、安心して導入できる環境を整えることが必要です。スマレジのサポート体制について、詳しくは下記公式ページをご確認ください。

参考：スマレジのアフターサポート

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小規模店舗の業務効率を最大化するPOSレジの５つの機能

小規模店舗や個人事業主が少人数で効率的に店舗運営をするためには、日々の店舗業務をサポートするPOSレジの機能が欠かせません。特に小規模事業者にとっては、限られた時間と労力でもスムーズに運用でき、売上を安定化できる機能が重要です。

ここでは、小規模店舗や個人事業主において、業務効率の最大化のために必要な５つの機能を紹介します。

機能１：売上分析機能

日々の売上をExcelなどにより手作業で管理している小規模事業者も多いと思いますが、POSレジの売上分析機能は、日々の売上データを自動で記録し、売れ筋商品やピークタイムなどの傾向を正確に把握できるなど、売上管理を大幅に効率化できます。売上分析機能により、少人数の店舗でも、効率的に商品の仕入れや販売戦略を調整しやすくなり、売上の向上や在庫の最適化が図れます。

また、データに基づいて店舗運営を改善できるため、売上分析により「売れ筋商品」を確認し、その商品の仕入れ数を増やしたり、逆に動きの少ない商品を割引で促進するといった使い方ができます。このように売上分析機能を効果的に活用することで、売上管理が効率化し、長期的な売上安定化にもつながります。

機能２：在庫管理機能

日在庫管理機能は、小規模店舗や個人事業主の店舗運営の効率化に欠かせない機能のひとつです。商品在庫の自動更新や在庫数のアラートを提供することで、少ない人数でも正確に在庫状況を把握でき、欠品や過剰在庫を防ぐとともに、無駄な仕入れを抑えられ、在庫管理の効率が大幅に向上します。特に小規模店舗では在庫のミスが売上に直結しやすいため、適切な在庫管理が業務効率と利益の両面で重要です。

また、在庫管理機能により「棚卸」の作業も大きく効率化されます。棚卸は小規模店舗や個人事業主にとって時間と労力がかかる作業ですが、この機能により、在庫数の確認や調整がスムーズに行え、棚卸にかける負担を大幅に軽減できます。

機能３：顧客管理機能

高単価商品を販売する事業者にとっては、POSレジの顧客管理機能は非常に有用な機能です。顧客管理機能により、来店履歴や購入履歴を記録し、一人ひとりの顧客に合わせたサービスを提供することで、リピーターを増やし、安定した売上を確保することができます。

車のパーツショップでの例を挙げると、顧客ごとの購入履歴や好みのブランド、パーツの種類を記録することができるため、「前回と同じパーツの新型が入荷しましたが、ご覧になりますか？」と提案したり、定期的に来店する顧客にはメンテナンス用の割引や特典を案内することもできます。

このように、顧客の購入頻度や好みの商品を把握して、特別なオファーやキャンペーンを提供することで、再来店を促しやすくなります。

機能４：外部システム連携機能

外部システム連携機能により、POSレジと他の管理システムやアプリをシームレスにつなげることで容易に機能追加などが可能になります。店舗の成長や業務の変化に合わせてPOSレジをカスタマイズできるため、小規模店舗や個人事業主にとって非常に便利な機能です。

例えば、会計ソフトと連携することで、売上データや経費を自動で会計データに取り込み、手作業による入力ミスを防ぎます。これにより、経理作業にかかる時間を大幅に短縮でき、少人数での効率的な店舗運営に貢献します。

また、ECサイトとの連携を行うことで、ECサイトと実店舗の在庫を一元管理できるため、在庫管理がよりスムーズになります。このような外部システムやサービスとの連携により、経理や在庫管理などの日常業務の効率化や、あるいはサービスの拡充が可能になるなど、メリットの多い機能のひとつです。

機能５：キャッシュレス決済機能

キャッシュレス決済が急速に普及している昨今、小規模店舗や個人事業主の店舗でもキャッシュレスに対応することで、多くのニーズに応えることができるとともに、現金のやり取りを減らし会計を迅速に進めることが可能になります。

特にピーク時は、小規模店舗の限られたリソースが、長時間の会計業務に奪われてしまいがちですが、キャッシュレス決済を利用することで会計が迅速になり、レジ待ち時間を減らすことができます。

また、各種決済サービスのポイントなどの特典のために積極的にキャッシュレス決済を利用したい顧客のニーズが増えているため、こうした利便性の向上は、会計業務の効率化とともにリピーターの獲得にも役立ち、安定した売上確保に貢献します。

これらの５つの機能は、豊富なPOSレジの機能の中でも、特に少人数でも業務効率を高め、小規模店舗が売上を安定させるための強力なサポートとなる主要な機能です。

それでは次に、実際にPOSレジを導入する際の流れについて解説します。

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POSレジの検討から運用開始までの５つのステップ

POSレジの導入において、サービスの検討から運用開始までは、一般的に下記の５つのステップで進みます。

POSレジ導入の５つのステップ

ステップ１：POSレジの比較検討

まず、店舗の規模や業務に合ったPOSレジを選ぶため、サービス提供各社のPOSレジの機能や料金プラン、サポート体制などを比較検討します。小規模店舗や個人事業主にとっては、必要な機能を見極め、無駄のないコストで最大の効果を発揮するものを選ぶことが大切です。もし、無料プランで業務が可能なら、初期費用を大きく抑えることができます。

ステップ２：機器の用意・設置

POSレジの契約が完了したら、機器の用意と設置を行います。必要に応じて、レジ端末や周辺機器を揃え、店舗内の使いやすい配置に設置します。先に述べたように、スマレジのようなクラウドPOSであれば既存のタブレットで運用可能ですし、機器のレンタルサービスや中古品を活用するなど、工夫次第で初期費用を大きく抑えることが可能です。

例えば、小売業であれば、タブレットとレシートプリンターがあれば、スモールスタートすることができます。

ステップ３：初期設定

POSシステムに必要な初期設定を行います。商品や在庫、顧客情報などのデータを登録し、店舗に合った運用ができるようカスタマイズします。初期設定を自分一人で行うのが困難な場合は、サポートが厚いPOSレジサービスを選んでおくことで、初期設定を丁寧にサポートしてくれるため、初めての導入でも安心です。

ステップ４：操作方法の習得

小規模店舗や個人事業主は、トレーニングに大きな時間を割くことができませんが、シンプルで直感的な操作ができるPOSレジなら、トレーニングの負担も少なく済みます。また、スマレジでは導入サポートサービスを実施しておりますが、このような操作方法の習得をサポートするサービスがあれば積極的に活用して、運用開始の準備を整えましょう。

ステップ５：運用開始

初期設定と操作法の習得が完了したら、いよいよPOSレジの運用を開始します。まずは基本的な機能の活用から始めて、運用に余裕が出てきたら、売上分析機能や在庫管理機能などを活用して店舗の経営改善や業務効率化に取り組みましょう。

このような流れでPOSレジの導入を進めていきます。それぞれのステップにおいて、費用や労力を抑えて効率的に導入を進めるためのポイントを押さえることが重要です。

それでは次に、小規模店舗や個人事業主のPOSレジの導入に利用できる補助金や助成金について解説します。

POSレジ導入に活用できる補助金・助成金制度

小規模店舗や個人事業主がPOSレジを導入する際、下記のような国や地方公共団体による補助金や助成金の制度を活用することで、さらに導入費用を抑えることが可能な場合があります。

POSレジ導入に活用できる４つの補助金・助成金

• IT導入補助金
• 業務改善助成金
• 小規模事業者持続化補助金
• ものづくり補助金

これらの補助金や助成金は、申請にあたっての条件や審査が必要になりますが、このような制度を上手く活用することで、POSレジ導入の費用を大きく抑えることができます。

４つの制度については、下記記事で詳細を解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

関連記事：POSレジ導入の３つのメリットと役立つ補助金・助成金の解説

小規模店舗・個人事業主のPOSレジ導入に最適なクラウドPOSレジ「スマレジ」の３つの特徴

スマレジは、小規模店舗や個人事業主の店舗に導入するPOSレジとして最適なクラウドタイプのPOSレジです。本記事の「POSレジ導入の際に押さえるべき５つのポイント」でもスマレジの紹介をしましたが、ここでは、さらに小規模事業者に最適なPOSレジとしての３つの特徴を紹介します。

特徴１：アプリやAPI連携による機能拡張

クラウドベースのスマレジは、アプリやAPI連携を通じて、POSレジの機能を自在に拡張できる高い拡張性を持っています。特にアプリは、POSレジに多彩な機能を付与できる130以上の豊富なアプリが用意されています。

小規模店舗や個人事業主にとって、こうした拡張性の高さは、店舗の成長や新しいニーズに応じてシステムを発展させる上で大きな強みです。必要に応じてPOSレジをカスタマイズしていくことで、業務の効率化や売上向上につなげます。下記公式ページにて、スマレジ専用の多彩なアプリをご覧いただけます。

参考：スマレジ・アプリマーケット

特徴２：端末１台で主要なキャッシュレス決済に対応可能

スマレジでは、自社で提供しているマルチ決済端末「PAYGATE」を利用することで、主要なキャッシュレス決済に端末1台で対応可能です。小規模店舗や個人事業主にとって、多様な決済ニーズに応えつつ、レジ周りもコンパクトに収まり、操作もシンプルになるため非常に便利です。

PAYGATEの決済端末

さらに、PAYGATE端末は「端末代0円（数量限定）」で導入でき、決済手数料も業界最低基準の2.90%〜というコストメリットがあり、「キャッシュレス決済を導入したいけれど費用が気になる」という店舗にとっても理想的な選択肢です。

参考：PAYGATE

特徴３：タブレット型のためスペースを有効活用できる

スマレジはiPadをレジとして活用できるため、設置スペースを最小限に抑えられ、小規模な店舗にとっては非常に便利な設計です。従来の大型レジと異なり、iPadを使うことでカウンターがすっきりし、限られたスペースを有効活用できます。

スマレジのすっきりしたレジ周り

小規模な店舗では、少しの空きスペースも大切なので、コンパクトな設置が可能なスマレジなら、他の業務や商品ディスプレイのためにスペースを使う余裕が生まれます。さらに、軽量なため必要に応じて移動も簡単なため、臨機応変な使い方が可能になります。

まとめ

予算や人手が限られている小規模店舗や個人事業主にとって、POSレジの導入は業務効率とコスト面で大きな影響を与える重要な決定です。費用を抑えつつ、業務効率を最大化できるPOSレジを導入するには、本記事で解説した５つのポイントをしっかり押さえた上で、最適なPOSレジを検討しましょう。

小規模店舗や個人事業主がPOSレジを導入する際に押さえるべき５つのポイント

１. 無料で開始できるサービスを選ぶ
２. クラウドPOSレジを選ぶ
３. 必要な機器を安くそろえる
４. 使いやすいレジを選ぶ
５. サポートが充実したサービスを選ぶ

自店舗に合ったPOSレジを選ぶことで、日々の運営が効率化されるだけでなく、限られた人手でスムーズにサービスを提供し、顧客満足度の向上にもつながります。