導入のリスクが少ないことは非常に大きなメリット
「ヴェレダ ナチュラルケア スタジオ」は、世界50カ国以上で愛される、ナチュラル・オーガニックブランド「WELEDA(ヴェレダ)」の直営店舗です。日本国内では恵比寿・吉祥寺・神戸・渋谷・立川の5店舗、2012年11月より順次スマレジを導入いたしました。運営会社である株式会社ヴェレダ・ジャパンの吉田さんにスマレジ導入の経緯などをお伺いしました。
オーガニック化粧品の販売と技術サービスのお店
化粧品販売の直営店を5店舗展開しています。店舗の名称は「ヴェレダ ナチュラルケア スタジオ」で、化粧品の販売以外にトリートメントなどの技術的な施術もおこなっています。化粧品については、自然由来の成分で作られている「WELEDA(ヴェレダ)」というブランドを販売しています。
リアルタイムで売り上げが見られる
ー 多数存在するレジからスマレジを選んだ理由は何でしょう?
7・8年ぐらい前からパソコンを使ったPOSレジを使っていたのですが、メーカー保証が切れてしまいました。既存の業者さんから新しいシステムの提案はありましたが、それなりの金額がかかるので「結構厳しいな」と感じていました。
代替案としてどんなことができるのかと考えていたところ、スマートデバイスを使ったPOSレジを見つけました。それで最初は別のレジを使っていたのですが、調べてゆくうちに、スマレジのことを知り、断然よかったので本格的な導入を決めました。
ー スマレジを導入して良かった点や得られた効果について教えて下さい
いままで使っていたPOSレジは、バーコードをスキャンする機能がなかったので、スマレジを使い始めてできるようになりました。また以前は各店舗にレジがあり、業務終了後に本部に転送する形式だったので、翌日にならないと売上が分かりませんでした。スマレジは売上のデータが売上げた瞬間にサーバーに上がるので、便利です。
リアルタイムでデータが更新され、管理画面でグラフや表など見せる機能がいっぱいあって魅力的です。
従来より優れていないとダメでした
― 導入前に不安だったことや導入してからつまづいたことはありますか?
新しいシステムをいれるときって心配ごとはつきもの。私たちは新規導入ではなくてリプレイスだったので、元々のレジより良いものじゃないと不満が出てしまいます。その点で「絶対うまくいくかどうか」と懸念していました。結局うまくいったので心配する必要はありませんでしたが(笑)。
あとは、実際に使うスタッフへの教育。いままでもタッチパネルのPCレジでしたが、iPadになったので、iPhoneやiPadを使ったことがないスタッフは不安だったようです。でも、実際トレーニングを受けると「そうでもないな」と感じる方が多かったです。ただ、1店舗あたり7名ぐらいいるスタッフ全員にトレーニングしなければならないので大変でしたね。
従来のものと比較すると2台置いても安いんです
ー iPadやiPod touch をレジ以外の用途で利用していますか?
お店の紹介映像を店内で流しています。1店舗あたり2台設置していて、1台が映像流し用でもう1台がレジ用です。
万が一、レジ端末が壊れた場合でも、もう1台の端末を使ってレジができるように予備として置いています。例えば棚卸しする時はディスプレイ用の端末も使えますし、従来と比較すると2台置いても安いんです。
2台目のiPadは店内ディスプレイとして利用。非常時のレジ代替機や棚卸の際のデータコレクターとしても活躍。
在庫管理と会員管理ですね。あと、回数券のような「セット機能」をカスタマイズしてもらいました。この機能は、何日かかけて利用するコースの場合、どれだけ使ったかを管理できます。売上自体は、○○セット・○○コースという名称で登録できて、内訳と消化状況を確認できます。
ー こんな機能あったらいいなというご要望はありますか?
商品カテゴリー(部門)は階層式にしてほしいです。例えば弊社の場合、物販と技術サービス(トリートメント)があるので、物販とトリートメントだとどれぐらいの割合があるのか知りたいんです。いま登録されている部門カテゴリ、物販とトリートメントの大きな2つの括りで合わさった売上を確認するのができないので、今の部門にもう1つ上の階層があると助かります。
2段型で広めのレジカウンターは管理用PCも設置。レジ自体は非常にコンパクト。
本当に今の時代にあったもの
ー スマレジを検討しているお客さんに向けてメッセージをお願いします
いままで大きいレジ購入すると初期投資がすごく大きかったのですが、そういった初期投資がほとんどなく導入でき、運用も低コストで可能です。導入することに対してリスクが少ないのは大きな安心材料になりえます。
管理画面にはネットさえつながれば、どこにいてもログインできますが便利な反面、セキュリティ面でちょっと心配でした。しかし、IPアドレスで制限ができたり、認証をかけることもできるので、不安を回避できます。
スマートデバイスのアプリとクラウドを組み合わせられて、本当にいまの時代に合っているのではないでしょうか。