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QRコード決済の手数料はどのぐらいかかる?
決済事業者別に解説

QRコード決済の手数料はどのぐらいかかる?

QRコードを読み込むだけで支払いできることから利便性が高く、2人に1人が活用しているといわれている「QRコード決済」。ただ、決済には手数料がかかるものがあり、どの程度なのか気になる人も多いのではないでしょうか。そこで、本記事ではQRコード決済の概要についてお話しするとともに、手数料の種類や代表的なQRコード決済事業者の特徴などについて解説します。

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この記事の目次

そもそもQRコード決済とはどういったものか?

QRコード決済とはQRコードやバーコードで決済する方法で、対応しているお店であれば現金を持ち歩く必要がありません。QRコード決済には店舗に設置してあるQRコードを自分で読み取る「ユーザースキャン方式」、お客が提示したQRコードを店舗側が読み取る「ストアスキャン方式」の2種類があります。

QRコード決済が市場に拡大したのは2019年頃からです。政府が推進したキャッシュレス、消費者還元事業などがきっかけとなってスタートし、当時の決済市場規模で約2兆円と推計されていました。その後、加盟店数や利用者数が年々増加傾向となり、2024年には10兆円を超えると予想されています。総務省の令和3年(2021年)版「情報通信白書」によると、2人に1人がQRコード決済を利用しているというデータが出ています。年齢別の利用率を見ると、30~39歳の利用率が最も多い62.5%、つづいて20~29歳が61.0%です。

QRコード決済の導入にかかる費用・手数料

QRコード決済を導入する際には初期費用、決済手数料、振込手数料がかかります。こちらでは、それぞれについて見てみましょう。

初期費用

初期費用は「ユーザースキャン方式」であればほとんどかかりません。これは、ユーザースキャン方式の場合は基本的に店舗内にQRコード(決済事業者からの無料提供)を表示したPOPなどを設置するだけだからです。一方、「ストアスキャン方式」はQRコードを読み取るためのスマホやタブレットなどを店舗で用意しなければなりません。端末だけではなく、Wi-Fi環境も必要ですし、毎月の通信費などさまざまな費用がかかります。QRコード決済事業者によっては、専用読み取り端末を用意しているところもあるので確認しておきましょう。また、そういった専用端末が無料で利用できるか有料なのかは各事業者によって異なります。

決済手数料

QRコード決済はクレジットカードと同じく、決済ごとに売上の一部を手数料として支払わなければなりません。ただ、決済サービスによって無料のところもあれば、1~3%程度の決済手数料がかかるところもあります。また、クレジットカード決済、電子マネー決済と比較して手数料は安めであるケースが多いです。

振込手数料

QRコード決済は売上から決済手数料が差し引かれた金額が決済事業者から口座に振り込まれます。そのための振込手数料が必要です。たとえば、1500円の売上があり、振込手数料が3%とすると「1500円ー振込手数料45円(3%)」となります。つまり、入金される金額は1455円です。金額にすればわずかですが、数が重なれば大きな金額差になります。決済事業者の入金サイクル(月1回、月2回など)に従う場合や決済事業者指定の金融機関口座を利用する場合には無料になるケースも多いです。できるだけ出費を減らすためには、入金サイクルに合わせるか、あらかじめ利用したいQRコード決済事業者指定の金融機関口座を用意しておくほうがよいでしょう。

主要なQRコード決済事業者の特徴と手数料まとめ

QRコード決済の手数料はどのぐらいかかる?

QRコード決済はさまざまな業者が提供しており、手数料も異なります。まずは、特に利用者が多いPayPay、楽天ペイ、auPAY、d払いの4社について押さえておきましょう。こちらでは、各QRコード決済事業者の特徴や手数料について解説します。

PayPay

PayPayは国内最大級のユーザー数を誇る、高い知名度を持つQRコード決済サービスです。コンビニやスーパーなどのほか、オンラインショッピング、公共料金の支払いなど幅広く取り扱っています。決済手数料率は通常2.178%ですが、PayPayマイストア・ライトプラン(有料サービスプラン)に加入していると1.76%と抑えることが可能です。

振込手数料は通常月末締めの翌月第1営業日入金で、この入金サイクルであれば振込手数料は0円になります。ほかには早期入金サービスが2種類あり、都度入金は入金申請すると翌営業日入金、自動入金は所定金額に達すると翌営業日に入金されるものです。どちらも振込手数料は税込22円もしくは220円ですが、自動入金の場合は売上の0.418%の振込手数料が加算されるため、売上から差し引かれる金額が増えるので注意しましょう。
PayPayの手数料について

楽天ペイ

楽天ペイは、2016年から大手ショッピングモール「楽天」が運営しているQRコード決済サービスです。楽天会員は、アプリに楽天IDとパスワードを登録すれば利用開始できる手軽さが魅力となっています。お店で利用しているのが楽天銀行であれば、利用開始の翌日から売上入金が可能です。決済手数料率は通常3.24%、ユーザーが使用したクレジットカードが楽天カード以外のJCBカードの場合は3.74%。振込手数料は楽天銀行の口座を利用する場合は無料、それ以外の口座は毎回税込330円かかります。楽天銀行以外の口座への入金は振込手数料が高額なので、楽天ペイを利用するのであれば、楽天銀行口座を前もって作っておくのがおすすめです。
楽天ペイの手数料について

auPAY

auPAYは大手通信会社KDDI提供のQRコード決済サービスです。auとなっているのでauユーザー以外は利用できないのではと誤解されがちですが、auIDを作成すればauユーザー以外でも利用できます。auPAYの決済手数料は2.86%で、3つの入金サイクルがあります。振込手数料はそれぞれで異なり、月1回(月末締めで翌月末入金)、月2回(15日締めの翌月15日入金と月末締めの翌月末入金)の場合は無料です。早期振込サービス(最短翌々営業日入金)利用は1回につき税込210円かかります。また、早期振込サービスで最短入金を利用する場合は1万円以上でなければなりません。
auPAYの手数料について

d払い

d払いはNTTドコモ提供のQRコード決済サービスです。ドコモユーザー以外でも、dアカウントを取得すれば誰でも利用できます。決済手数料は2.86%ですが、2023年9月30日まではストアスキャン方式限定で無料キャンペーンを実施中です。入金サイクルは月1回(月末締め翌月1日入金)、月2回(5日締め25日入金と月末締め翌月1日入金)となっています。振込手数料はどちらの場合でも1万円未満は0円、1万円以上は税込200円です。どちらの入金サイクルの場合も1万円以上になる可能性があるため、振込手数料は200円かかると考えておくほうがよいでしょう。
d払いの手数料について

手数料を支払ってでもQRコード決済を導入するメリットは?

QRコード決済の導入によって決済手数料や振込手数料がかかってしまうこともありますが、それらを補うメリットが十分あります。たとえば、QRコード決済は現金を持ち歩かずに決済できるので、そのときに手持ちの現金が少ないときでも気軽に利用・購入することが可能です。その分、売上につながる機会の損失を防げます。

また、海外旅行者にとっても利用しやすく、ターゲットの幅がひろがるでしょう。定期的なキャンペーンの開催、クーポン配布など集客チャンスを拡大するのもQRコード決済が得意とする分野です。しかも、現金による店舗とお客のやりとりが少なくなるため、会計業務の負担が軽減されるのも見逃せないメリットといえるでしょう。売上の一部に関しても、データ管理ができます。

QRコード決済なら安い手数料でキャッシュレス導入が可能

QRコード決済を導入すると、手数料がかかるケースが多いです。しかし、クレジットカードや電子マネーと比較して決済手数料が安く、基本のサイクルで入金依頼すれば振込手数料も不要になります。QRコード決済をはじめとしたキャッシュレス決済は多くのお客からのニーズがあるため、将来的にも需要が高まる可能性が高いです。キャッシュレス決済未導入であれば、手数料を抑えられるQRコード決済を検討してみましょう。

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