現場で新しい事を決められ、すぐ動けるからスタッフのやる気も上がる。
東京自由が丘の和菓子専門店亀屋万年堂プロデュースの新業態店、anovan。生ブッセをテイクアウト・イートインで販売しているanovan表参道店の店長高見澤さんにインタビューをしてきました。
-スマレジを知ったきっかけを教えてください。
店舗をOPENするときにレジの設備について、どういうものを入れようかと悩んでいまして。
亀屋万年堂ではこういった形のレジ(モバイルPOS)は使っていないのですが、調べたら他にもたくさん導入事例があることを知りまして。どこのモバイルPOSにしようかなと悩んでいる時に、本部のシステム担当がネットを使って何社か探してきてくれて、実際商談をする中でスマレジさんに決まりました。
他社と比較した中で、スマレジさんは費用の面でも比較的導入しやすかったのと、表参道に店舗があるので、当時はスマレジさんも事務所が近辺だった(※当時は原宿にオフィスがありました)ということもあって、困った時に連絡がとりやすいかなとか、サポートの部分でも安心だろうと。あとは、スマレジさんの営業担当が非常に親切にしてくれて、そこが一番の決め手でした。
-営業がすごく丁寧だったというのも決め手の一つになった?
はい。すごく丁寧に説明してくれて、デザインも良かったのでスタッフ全員と相談して「もうこれだね!」って。
-実際にスタッフの方にも触っていただいて、使いやすかったのも良かったんですね
そうですね。ほんとに一番カンタンで、画面も一番シンプルだったので。
-導入する際に、不安だったことなどがあれば教えてください
誰も使用したことのないタブレット式のレジだったので、それが一番不安ではあったんですけど、実際触ってみたら何も問題はなくて。
もともとanovanに入る販売員が亀屋万年堂の販売員だったこともあり、既存のレジからシステムが全然変わってしまうので、導入時に上手く使えるか? という不安の部分はあったんですけど、お話を聞いた最初の印象であったり、使い勝手がよさそうだったり、逆に期待値のほうが大きかったです。
-スマレジを導入して、良かった点はありますか?
今までのレジと違って、売れた数がお店でリアルタイムにすぐ分かるので、それがすごく便利で。一日どれぐらい売れたか、味ごとにすぐわかったりとか。
-今までは亀屋万年堂さんの方では、そういった管理はされていなかったんですか?
一応今の亀屋万年堂も、ネット回線を繋いでのシステムにはなっているので、データの吸い上げはできていて、このお店でナボナが何個売れたとかはわかります。
ただ、レジ自体での確認はできず、PCで確認していたので、リアルタイムに見れなかったんですよね。結果、これだけ売れたね、っていうのは見ることができるんですけど、スマレジさんのように毎日その場でリアルタイムに、今日これが何個売れてるってところまですぐに確認できないので。その場ですぐ売上を確認できるのが本当に便利です。
出勤中にスマホで売上を確認。スタッフ全員で売上を共有できる。
-スマレジを使っていて、ここが便利! という機能はありますか?
売ったものがすぐ見えるのが一番便利です。さらにリアルタイムでの売上を現場のスタッフみんなで共有できるっていうのがいいですね。ログインすればすぐにスマホからも売上が見られるから、通勤時間中や移動時間中にお店の売上をチェックしたりもしています。
本部スタッフも、お店にいなくてもリアルタイムでお店の状況がある程度見えてくるので、店舗スタッフ全員と今日はこれが売れるからどうしようとか、もう少しこうしたほうがいいねとか一緒に相談しやすいんですよね。本部とお店のスタッフの距離も近くなった気がします。
また小回りのききやすさは大きなメリットだと思います。今までのレジは本部で全部データを作ってそれをそれぞれのレジに落とし込んでるんですけど、スマレジさんの場合はお店で全部登録設定でき、例えば今日こういうセットを作ったらいいんじゃない? っていうのもすぐレジに設定できるし、ドリンクとのセットが今日何杯売れたとか、お店レベルでどんどん変えていけるのがいいですね。毎回本部に登録依頼をしなくてもいい。
今までお店ではマスタの設定を変えることができず本部で全部やっていたのですが、自分達で思い立った項目を作って、すぐにレジに反映できるっていうのがいいですね。
-ありがとうございます。だいぶ活用していただいていると思うのですが、例えばスマレジの機能に要望などはありますか?
今のところ何事もなく不自由していないので。逆にスマレジさんは機能が多いから、自分たちがもっと使いこなしていかないと(笑)まだまだ使い切れていない機能がたくさんあるので、要望が言えるぐらい使いこなせるようになりたいです!
-anovanさんについて教えて頂けますか?
anovanをプロデュースしているのは、亀屋万年堂という東京自由が丘にある、昭和13年創業の和菓子店です。亀屋万年堂の商品の中に、昭和38年に発売した「ナボナ」という洋風のどら焼きをイメージして作ったお菓子がありまして、50年以上のロングセラーで皆様に愛され続けています。
ナボナというのは比較的年齢層の高い方には認知されている商品ですが、なかなか次の若い世代の方には認知されていなくて。世の中にもっとおいしいブッセを出していきたいという思いで、生ブッセ専門店anovanを表参道に出店しました。
-ナボナと生ブッセの違いは?
元々ブッセはソフトカステラにクリームを挟んでいるものなんですけど、anovanの生ブッセはカステラ生地にメレンゲを使用していて、すごくふわふわで柔らかくて口溶けのいいカステラ生地になっています。中に使っている生クリームも乳脂肪分48%の乳脂肪分の高い純生クリームと、店内の厨房で毎日カスタードを炊いて、ひとつひとつ心をこめて生ブッセを提供しています。
若い世代にもっと知ってもらいたいです。イートインスペースもあるので、ちょっとした休憩とか散歩がてらにも使っていただけたらと思います。
-最後に、スマレジを導入していない同業種の方にスマレジのおすすめポイントを教えてください
タブレットレジはすごく小さいので、場所をあまり取らないのがいいですね。持って歩けるのも便利なので、当店のような小さなお店にはオススメです。
持ち歩けるので、例えば日本語がよくわからない外国の方が来たときに、カウンターの中にいるとオーダーがわからなくても、ぐるっとお客様の隣に回って、一緒に商品を見ながらレジを打てるのもいいですよね。
あとは見た目もおしゃれなんで(笑)見た目も導入当初のきっかけにはなっていたと思います。最先端! スマート、っていうのがいいですよね!
-どうもありがとうございました。
老舗の亀屋万年堂が、アプローチを変えて表参道に出店した生ブッセ専門店anovan。表参道のおしゃれな雰囲気にスマレジがとても似合っていました。テイクアウトの他にイートインもできるお店なので、表参道に行った際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?