生産から販売まで一気通貫したサービス提供で日本の『食』を支える
弊社は安心・安全で高品質な食材をお届けする食肉卸業として、1980年に⼤阪市で創業。その後、事業の多⾓化を⽬指して、飲⾷店「ビフテキ重・⾁飯 ロマン亭」や、お惣菜店「健康咲かせる⼿づくり惣菜 咲菜」を展開してまいりました。2023年8月には日本の食を応援するための施設として、「農絆卓恵(のうはんたっけい)」をオープン。
1階の直販所「FOOD BASE CAMP」では、生産者を訪ね選び抜いたこだわり商品や、お弁当、自社農場で生産したお茶などを購入できます。2階のレストラン「地産美食の小皿料理」では、自社ブランド食材や日本各地の特産品を使った小皿料理を提供しています。3階のレストラン「炭焼き料理とお酒」は、現在オープン準備中です。
「FOOD BASE CAMP」の店長兼施設全体の副管理者 坂井様
物販、飲食などの他業種を一括管理
弊社の他の業態店舗は商業施設に入っているため、施設指定の従来型のレジを利用しています。私も操作したことがありますが、データの出し入れが自由にできずに商品入れ替えや集計などの作業に工数がかかっていたので、新規オープンのためのレジを探すにあたり、従来型のレジは検討からは外していました。
クラウド型のPOSレジを複数比較検討する中で、1階が物販、2、3階がレストランと業態が違うため、複数業態を一元管理できるところがレジ選定におけるポイントでした。 スマレジはインターフェースがわかりやすく、在庫管理も簡単です。また、モバイルオーダーシステムと統合できることや3店舗の売り上げと利益管理を一括でできるところも魅力的でした。
農絆卓恵 1F 6次化直売所「FOOD BASE CAMP」
農絆卓恵 2F レストラン「地産美食の小皿料理」
キャッシュレス決済はスマレジ・PAYGATEを使っており、現金決済は自動釣銭機を導入しています。どちらもスマレジと自動連携しているので、スマレジに表示されている金額がそのまま各端末に反映されます。
自動連携していなければ起こり得た入力ミスや金銭授受などのヒューマンエラーがない分、金額が合わないストレスがなく、かつ締め作業も早いです。従来型のレジでは繁忙期は約1時間かかる締め作業が自動釣銭機であればあまり時間がかからないため、1週間で数時間の工数削減に繋がっています。
キャンセルをしたとしてもPAYGATEのみで対応は終わりますし、自動釣銭機は自動で返金分の金額を出力してくれるところも楽ですね。
レストラン「地産美食の小皿料理」での飲食会計
モバイルオーダーで効率化した時間で料理や食材のこだわりを伝える
レストラン「地産美食の小皿料理」では、注文受付の効率化を図り、その分サービスの質を向上させる目的でモバイルオーダーシステムを導入しました。1階の直販所「FOOD BASE CAMP」で販売されているこだわりの食材を、2階のレストラン「地産美食の小皿料理」でも使用しており、多くのお客様が料理だけでなく、使用されている食材にも興味をお持ちです。そのため、料理をより楽しんでいただくために、どのような食材をどんな製法で調理したかをお伝えすることを大切にしています。
「地産美食の小皿料理」では40品の中から8品お選びいただくプランや、60品の中から12品お選びいただくプランなど、小皿料理ならではのプランをご用意しております。この
少し特殊なオーダー形式をそのまま表現できるモバイルオーダーを探していました。そんな時、スマレジさんより「スマートオーダー for Waiter」の開発ベンダーさんをご紹介いただき、実現できるようカスタマイズしてくださいました。機能としては、40品から8品のプランで7品しか選択していなければ残り1品と表示されたり、反対にすでに8品選択していると他のメニューを選択できないという細かいものではありますが、この細かな機能により、従来のオーダースタイルを維持することができました。これはひとえに迅速にご対応いただいたアプリの開発ベンダーさんのおかげです。
レストラン「地産美食の小皿料理」 モバイルオーダーでの注文
業務効率化を目指して今後もDXを推進
スマレジは年齢を問わず、スタッフ全員が直感的に操作できます。また、モバイルオーダーとの連携もできるので特に飲食店は接客に集中しやすい環境を作ることができます。もし不明点があればコールセンターの方が親切に対応していただけるので非常に助かっています。
現在はスマレジと連携していない予約管理システムを導入していたり、商品に貼り付けるバーコードラベルも独立したものを使っていて、毎回商品名や金額を入力する手間がかかっています。レジ周りのシステムもスマレジで一括管理して、積極的に業務効率化を目指していきたいと思います。