コスメショップに導入すべき
「POSレジ」の７つの機能

コスメショップ事例：POSレジとLINE連携により客単価成長率123%を達成

下記は、スマレジの導入事例からの引用です。

コスメショップのPOSレジ導入事例

LINEのブロック率は平均20～30%と言われていますが、弊社のLINE公式アカウントのブロック率は7.2%と低く、スタッフの密なコミュニケーションや、会員証と連携させていること、そしてお得な情報や必要な情報をしっかり届けていることが、この結果に寄与していると考えています。さらに、ある店舗では購入者の年2回以上購入の会員比率が2022年は30%だったのに対し、2023年は65%まで増加しており、かつお客様単価は123%の成長率を遂げました。このようにお客様との関係構築ができていることと、しっかりリピートしていただいていることが数値にも表れています。

北海道で化粧品専門店「星の国」を４店舗展開する「星の国商事株式会社」では、特に「カウンセリング」を通じた顧客との信頼関係の構築を戦略の軸としており、POSレジとLINEの連携を活用することで、顧客との関係づくりと売上向上において大きな成果を上げています。

LINE公式アカウントとPOSレジの顧客管理機能を連動させ、顧客一人ひとりに合わせた個別のメッセージや情報提供を行いました。この連携により、会員の年2回以上の購入率が30%から65%に増加し、さらに客単価も123%の成長率を実現しています。

POSレジの売上分析機能で購入状況を可視化することで、LINEのプッシュ通知を通じて効果的なフォローアップが行えるため、リピート率や単価向上につながっています。

このように、本事例はコミュニケーションツールとPOSレジの連携により、コスメショップのマーケティング戦略が強化され、顧客とのつながりを深めながら売上向上も実現した好例と言えます。

こちらで紹介した事例は下記記事より引用しましたので、本記事とあわせてご覧ください。

引用：星の国商事株式会社| スマレジ導入ケーススタディ

それでは次に、コスメショップに導入するPOSレジに備えておくべき機能について、詳しく解説してまいります。

コスメショップのPOSレジに必要な７つの機能

商品点数が多く、また顧客との継続的な関係性が求められるコスメショップでは、POSレジの多彩な機能が役立ちます。ここでは、コスメショップに導入するPOSレジに必要な７つの機能を紹介します。

機能１：顧客管理機能

顧客管理機能は、コスメショップのPOSレジにおける重要な機能のひとつです。顧客一人ひとりに適したサービスを提供するために、顧客管理機能は重要な役割を持ちます。この機能により、購入履歴やお気に入りの商品情報を簡単に確認でき、例えば、肌質に合わせた商品提案や過去の購入商品を基にしたカウンセリングをスムーズに行うことができます。

また、特定の商品購入者に対してリピーター割引クーポンを配信するなど、顧客に合わせたサービスが可能になることで、リピート率の向上に寄与します。

機能２：在庫管理機能

コスメショップでは、豊富な商品数に対応するため、過不足のない適切な在庫管理が特に重要です。例として挙げると、人気アイテムやシーズン限定の商品が品切れにならないよう効率的に管理することで、顧客の期待に応えるといったことが可能になります。

また、コスメショップ特有のバンドル販売（セット売り）にも対応した在庫管理機能があると、複数商品を組み合わせた販売がスムーズに行え、セット用商品の在庫状況も一目で把握できます。これにより、在庫過多や欠品を防ぎつつ、売り逃しを最小限に抑えることが可能となり、業務の効率化と顧客満足度の向上につながります。

機能３：売上分析機能

売上分析機能は、コスメショップにとって店舗の現状を数値化して理解するために必要不可欠な機能です。月ごとの売上や時間帯別の売れ筋商品など詳細な傾向を把握することで、より効果的な販売戦略を立てられます。

例えば、スマレジの売上分析機能は、性別や年齢層、購買履歴、累計売上金額、リピート率などの詳細な情報を収集・分析できるため、顧客の購買傾向や来店頻度を把握するのに役立ちます。これにより、個々の顧客ニーズに応じたプロモーションやサービスを展開し、リピート率や顧客満足度向上につなげることが可能です。

機能４：外部システム連携機能

外部システム連携機能は、ECサイトや決済サービス、各種管理システムなどの外部サービスと連携することでPOSレジの機能を強化することができる機能ですが、効果的なマーケティング施策にも役立ちます。

具体的には、先に紹介したコスメショップの事例のように、LINEなどのSNSと連携することで顧客との関係を強化し、リピート購入につなげることができます。店舗のキャンペーン情報や新商品の告知もタイムリーに行えるため、SNSでのつながりがリピーターの育成に役立ちます。

このような多様な連携は、顧客の利便性を高め、店舗運営をさらに効率化し顧客満足度の向上に寄与します。

機能５：複数店舗管理機能

複数のコスメショップを運営する場合、店舗ごとに在庫や売上を把握できる複数店舗管理機能が役立ちます。 各店舗の在庫状況を一元管理できるため、店舗間での在庫館移動や取り置き対応がスムーズに行えます。

各店舗の在庫が把握できれば、A店舗に在庫がない商品がB店舗にある場合、顧客に取り寄せサービスを提案でき、顧客満足度が向上します。また、各店舗における売上がリアルタイムで把握でき比較もしやすいため、店舗ごとに異なる戦略も立てやすくなり、グループ全体の業務効率が向上します。

機能６：キャッシュレス決済機能

コスメショップをはじめとした小売業界では、 キャッシュレス決済比率が年々増加しており、特に昨今ではQRコード決済が急速に伸長しています。このような現代の購買ニーズに応えるため、キャッシュレス決済機能は不可欠です。多様な決済方法に対応することで、顧客満足度の向上につながります。

また、コスメショップでは、比較的小さな商品を複数購入することが多く、キャッシュレス決済により、会計にかかる時間が短縮されることで、スムーズな買い物体験が提供できます。さらに、コスメの購入はリピート率が高いため、キャッシュレス決済によりポイントやリワードを活用しやすくなり、次回購入へのモチベーションにもつながるメリットがあります。

スマレジでは、自社で提供している決済サービス「PAYGATE」を利用することで、一台の端末でクレジットカード、QRコード、電子マネーといった決済の主要ブランドに対応可能です。

PAYGATEの決済端末

参考：PAYGATE

機能７：セルフレジ機能

コスメショップは、商品数が多く複数購入が一般的なため、会計時の混雑緩和のためにセルフレジ機能は非常に有用です。セルフレジにより、顧客は自分のペースで商品をスキャンしながら購入手続きを進められるため、レジ待ち時間が短縮されスムーズな買い物体験が得られることで、リピーターを増やす大きなポイントになります。

また、会計処理を顧客に委ねることで、スタッフは他の業務を行うことが可能になり、業務効率の向上や人件費の削減にもつながります。

ただし、商品数が多いことで「スキャン抜け」や「スキャンミス」のリスクも発生しやすいため、それらを未然に防ぐ対策も必要になります。

セルフレジ（スマレジ）

ここまで、POSレジの機能について詳しく解説してまいりました。POSレジにはいくつかの種類がありますが、コスメショップに導入するPOSレジとしては、「スマレジ」のようなクラウドタイプのPOSレジが最適です。次項では、コスメショップに導入するレジとしてクラウドPOSレジが推奨される理由について詳しく解説します。

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コスメショップに「クラウドPOSレジ」を導入すべき５つの理由

POSレジには大きく分けて「クラウドPOSレジ」と「POS専用機」があります。
下記の比較表をご覧ください。

クラウドPOSレジ

POS専用機

種類

• ・安価かつどこでも購入可能
• ・省スペース
• ・豊富な機能を選べる
• ・クラウドで機能はアップデート

• ・売上管理や集計など多機能
• ・機器が高価で、導入費・維持費共に高額になる
• ・要件に合わせた深いカスタマイズが可能

機器価格

市販のパソコンやタブレットなので
安価

50〜数百万円と高額

操作性

直感的なインターフェイスで
操作がわかりやすい

操作ボタンが多く複雑

機能性

高機能
（プランも豊富）

高機能
（デフォルト）

POS専用機は店舗の要件に合わせた深いカスタマイズが可能ですが、機器の価格は50万〜数百万円と高額なため導入のハードルが高い面があります。一方で、クラウドPOSレジは、機能が豊富ながら比較的安価に導入可能な点が大きな特徴です。そのため、コスメショップのような小売店でクラウドPOSレジの導入が進んでいます。

この点も踏まえ、ここではコスメショップに導入するPOSレジをクラウドPOSレジにすべき５つの理由について解説します。

理由１：導入と運用にかかるコストが抑えられる

まず、先に述べたように、クラウドPOSレジは初期投資を抑えやすいことが特徴です。タブレットやPCをPOSレジ端末として活用できるため、購入端末の選択肢が広く、かつ安価に購入でき、周辺機器を一式揃えても、十数万円から運用を始めることが可能です。

また、多くのクラウドPOSレジサービスは定額料金のため、システム保守の費用負担も軽減され、予算の少ない小規模のコスメショップでの導入や多店舗展開する際なども負担が少なくなります。

理由２：高い拡張性により必要に応じた運用が可能

クラウドPOSレジは、クラウドならではの高い拡張性により、コスメショップにおける業務の進展や店舗のニーズに応じた様々な機能を追加できる柔軟性が特長です。クラウド環境では、予約管理や在庫管理、顧客データの分析など、業務効率やリピート率向上につながる機能を店舗ごとに選んで連携することが可能です。

また、クラウド上で機能をスムーズに拡張できるため、新たなシステムを後から追加したり、他店舗と共有したりといった柔軟な運用が行えます。このように、必要に応じてシステムを拡張できるため、コスメショップの成長や変化に合わせて最適な運用ができ、全体の業務効率を高めることができます。

理由３：リアルタイムの状況把握が可能

在庫管理がコスメショップの運営にとって非常に重要であることはすでに述べましたが、クラウドPOSレジなら、詳細な在庫状況、あるいは売上や予約状況などをリアルタイムで把握することが可能です。クラウド環境のため、これらのデータは時間や場所を問わず確認することができ、店舗スタッフや本部の担当者も、店舗外や移動中に在庫や売上の状況をチェックし、必要に応じて即座に対応できます。

このように、リアルタイムでの情報管理と柔軟なデータアクセスが可能になることで、欠品の防止や余裕を持った発注、あるいは売上状況に応じた迅速な意思決定が可能になり、効率的な店舗運営をサポートします。

理由４：最新機能の自動アップデート

クラウドPOSレジは、クラウド上で定期的にシステムが自動で更新されるため、各機能が常に最新の状態に保たれます。コスメ業界は顧客のニーズに敏感で、時代に合わせた新機能の導入が重要です。クラウド型ならば、最新のキャッシュレス決済やプロモーション機能が常に整備されているため、店舗運営の利便性が保たれ、顧客の利便性にも貢献できます。

また、税率の変更など国の制度によって販売方法が変化する事がありますが、このような場合にも、クラウドPOSレジなら自動的なアップデートによって迅速な対応が可能です。

理由５：セキュリティの強化

クラウドPOSレジの導入により、データ管理のセキュリティが大幅に向上します。データがクラウド上で一元管理されることで、端末故障や紛失があってもデータが失われるリスクが低く、災害時や緊急時でもデータの復旧が迅速に行えます。

また、クラウドサービスの提供者は高度なセキュリティ対策を講じているため、店舗側でセキュリティ設備を整える必要がなく、管理負担が軽減されるのも大きなメリットです。

さらに、クラウドPOSはユーザーごとに権限管理ができるため、スタッフや本部など、業務内容に応じてアクセス範囲を制限することで内部からの情報漏洩リスクも低減できます。こうした強固なセキュリティ体制により、顧客の個人情報や売上データが安心して管理できるため、信頼性の高い運用が実現します。

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コスメショップへの導入に最適なクラウドPOSレジ「スマレジ」の５つの特徴

高機能かつ高い拡張性を持つクラウドPOSレジの「スマレジ」は、コスメショップに導入するPOSレジとして最適な特徴を持っています。スマレジの主な特徴は以下の５点です。

特徴１：スモールスタートでの運用が可能

スマレジには、無料で始められるスタンダードプランをはじめ、店舗の状況やサービス内容に応じて選べる複数のプランが用意されています。コスメショップのような小売店向けの在庫管理機能が付いた「リテールビジネスプラン」も、初期費用無料で月額15,400円と低価格設定になっています。

小規模な店舗や新規開業の際には、無料プランからスタートし、事業の成長やニーズに合わせてプランをアップグレードすることも可能です。

さらに、レジ端末も市販のiPadを使用するため、専用機器を揃える必要がなく、設備投資の負担が軽減されます。このように、スマレジはスモールスタートから店舗の拡大に応じたスムーズな移行を実現し、初期費用を抑えつつも必要な機能を柔軟に導入可能です。

参考：スマレジ・POSの料金プラン・価格一覧

特徴２：小売店に特化した高度な在庫管理機能

スマレジには、コスメショップなどの小売業向けの高度な在庫管理機能が備わっています。商品ごとの在庫変動や発注・入荷といった詳細な情報をリアルタイムで把握できるため、人気アイテムの欠品防止に効果的です。

特にリテールビジネスプランでは、店舗間での在庫移動が可能で、他店舗への出庫依頼や出庫登録を行える機能があります。また、商品の仕入れ日や販売日、各店舗での保管数を把握できる在庫変動履歴機能も利用可能です。

コスメショップ特有の販売方法として、同じ商品の“箱売り”と“バラ売り”など、販売形態が違う場合も同一商品の在庫としてまとめて管理でき、セット購入で値引きになるといったバンドル販売にも対応しています。

スマレジの在庫管理画面

また、スマレジが提供するAPIを利用することで、スマレジのデータをCRMやERPなどの社内システムや外部サービスと自由に連携できます。リテールビジネスプランのスマレジAPIでは「在庫管理情報」も扱えるため、発注、入庫、出庫、入荷、出荷、ロスなどの高度な在庫情報と連動させることが可能です。

リテールビジネスの在庫管理機能

このように、コスメショップの在庫管理において、倉庫と各店舗の商品在庫を完全コントロールする機能が備わっています。

参考：小売店向け在庫管理、スマレジ・API

特徴３：タブレット型ならではの高い操作性

スマレジは、iPadにレジアプリをインストールすることでPOSレジとして利用できるタブレット型のレジシステムです。タブレット型ならではの直感的なタッチ操作が可能で、従来のボタン式レジよりもスムーズな操作性を提供します。これにより、スタッフがレジ業務を簡単かつ迅速に習得できるため、トレーニング時間を大幅に短縮でき、経験の浅いスタッフでもすぐに対応可能です。

スマレジの画面

また、軽量でコンパクトなため、会計場所が固定されることなく、店舗内のさまざまな場所での使用が可能です。スペースも取らず、レジ周りをコンパクトに保つことができ、店舗デザインの自由度も高まります。このように、操作性・機動性・デザインの自由度がスマレジの大きな魅力です。

特徴４：豊富な業務アプリによる機能追加

スマレジは、豊富な業務アプリを活用して機能を柔軟に追加できる点が特徴です。必要に応じてPOSレジにアプリを簡単に追加でき、店舗ごとのニーズに合わせたシステム構築が可能です。

例えば、本記事冒頭で紹介したLINE連携の事例は、スマレジの専用アプリによって実現されています。

スマレジ専用アプリ「EDWARD」によるLINEミニアプリ連携

LINEに登録されているニックネームを会員情報としてスマレジに登録できるほか、会員登録フォームで入力された内容もスマレジの会員情報に反映されます。すでに会員情報が登録されている場合は、会員コードや電話番号を基に照合し、LINE IDと連携が可能です。ポイント発行はスマレジで管理され、ポイント数は連携システムにも同期されるため、スムーズに運用できます。また、スマレジから取引情報や商品情報を取得し、ターゲティングに基づいた配信にも利用できるため、効果的なマーケティングが実現します。

アプリの詳細はこちら

この他にも、受注管理や予約管理、勤怠管理など130を超える多彩なアプリが用意されており、必要なタイミングや予算に応じて機能追加が可能です。すべてのアプリは下記の公式ページより詳細をご覧いただけます。

参考：スマレジ・アプリマーケット

特徴５：はじめての導入でも安心のサポート体制

スマレジの大きな特徴のひとつは、万全のサポート体制が敷かれている点です。全プランで無料のメールサポートを提供しており、平日18時までの問い合わせには原則当日中に対応します。自己解決をサポートする専用のヘルプサイトも用意され、よくある質問や操作マニュアルが充実しています。

また、プレミアムプラスプラン以上では365日対応の電話サポートを利用でき、専任スタッフが迅速・丁寧に対応します。スタッフは全員スマレジ独自の厳しい検定をクリアしたPOSレジのエキスパートです。

さらに、導入時の初期設定や操作方法のサポートも提供されているため、スムーズにシステムを導入できます。このように、初めての導入でも安心して利用できるサポートが用意されています。詳しくは下記公式ページをご覧ください。

参考：アフターサポートについて

コスメショップにおすすめなPOSレジ！０円から始められる高機能POSレジ「スマレジ」

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まとめ

コスメショップにPOSレジを導入することで、業務効率が大幅に向上し、リピート率の向上にもつながります。豊富な在庫をリアルタイムで管理し、キャッシュレス決済やセルフレジ機能によってスムーズな会計が可能になるため、スタッフの負担を軽減しながら顧客に快適な買い物体験を提供します。

また、顧客管理やSNS連携などにより、一人ひとりの顧客に合わせたアプローチが可能になり、顧客満足度の向上により再来店を促進します。

これらの機能を通じて、POSレジは会計・管理ツールとしてだけでなく、コスメショップの成長を支える重要なマーケティングツールにもなるはずです。