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人手不足の動物病院業務を省力化する
「POSレジの6機能」

更新日:2025/04/23 人手不足の動物病院業務を省力化する「POSレジの6機能」

POSレジの導入を検討している動物病院も多いのではないでしょうか。多くの動物病院では、獣医師や動物看護師の人手不足が深刻化しており、限られたスタッフで診療・受付・会計などの業務を回さなければならない状況が続いています。

こうした背景の中、動物病院に求められているのが、業務の「省力化」であり、その解決策として注目されているのが、POSレジの導入です。

POSレジは会計処理の迅速化だけでなく、顧客管理や在庫管理、予約管理といった日常業務全体を効率化し、獣医や動物看護師といった専門職が本来の業務に集中できる環境を整えるツールとして大きな役割を果たします。

本記事では、動物病院が抱える課題を踏まえつつ、省力化に貢献するPOSレジの機能や、導入時に押さえておきたいポイントを詳しくご紹介します。

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この記事の目次

人手不足と専門職化が進む動物病院業界に求められるのは「省力化」

近年、動物病院業界では人手不足が深刻な課題となっています。

農林水産省の「令和元年度獣医事審議会 計画部会」や「愛玩動物看護師カリキュラム等検討会」では、小動物臨床分野において人材確保が難しくなっている現状が報告されており、特に地方や中小規模の病院では、1〜2名の獣医師で診療から事務作業までを担っているケースも少なくありません

参考:
令和元年度獣医事審議会 第2回 計画部会(農林水産省資料)
愛玩動物看護師カリキュラム等検討会(第3回)議事録(農林水産省資料)

このような現場の実態は、民間の調査結果からも明らかです。ペット業界向けメディア「Pet TYL」が2024年に行ったアンケート調査では、8割以上の獣医師が「獣医療業界は人材不足である」と回答しています

さらに、「病院運営における課題は?」という質問に対しては、

  • 業務効率化
  • 人材採用

の2項目が、他の課題を大きく上回って選ばれていました。つまり、多くの動物病院が「人材確保が困難な中で、いかに日々の業務を効率化していくか」というジレンマを抱えているのが現状です。

参考:8割以上の獣医師が、獣医療業界は人材不足と回答。育休が取得しづらいと答えた獣医師は昨年比大幅減の15%! ~ペットの家族化推進のTYL、79名の獣医師に対し働き方に関する意識調査を実施~(株式会社TYL / 2024年11月11日プレスリリース)

加えて、動物病院を取り巻く環境におけるもう一つの大きな変化として、2023年に施行された「愛玩動物看護師法」による、動物看護師の国家資格化が挙げられます。これにより、動物看護師はより専門性の高い知識と技術を持つ医療従事者として位置づけられるようになりました。

本来であれば、診療補助や手術サポート、動物のケアといった専門的な業務に集中できる体制を整えることが理想です。しかし、現場ではいまだに受付や会計業務、在庫確認といった事務的な作業に時間を取られてしまっているケースも多く、せっかくの専門スキルが十分に発揮されていない可能性もあります

こうした人材不足と専門職化の二重構造の中で、課題解決の糸口となるのが、POSレジの導入による「業務の省力化」です

POSレジを活用することで、会計から在庫管理や顧客(飼い主・ペット)情報の一元化までを効率化することができ、獣医師や看護師が本来の専門業務に集中できる体制づくりが可能になります。

このことを踏まえて、次項では動物病院に求められるPOSレジの機能について詳しく解説していきます。

動物病院における業務の効率化・省力化を実現するPOSレジの6つの機能

前項で解説したように、動物病院では人手不足が課題となっており、限られた人員でもスムーズに業務を回せる体制づくりが求められています。こうした課題の解決に役立つのが、POSレジの持つ多機能性と拡張性です。

ここでは、動物病院にとって特に有効なPOSレジの6つの機能を紹介してまいります。

機能1:電子カルテと連携できる「外部連携機能」

動物病院における業務の中でも、診療と会計を正確かつスムーズに連携させることは非常に重要です。特に、診療内容に応じた会計処理を正確に行うためには、電子カルテとPOSレジの連携が不可欠です

電子カルテに登録された治療行為や投薬内容とともに会計情報がそのままレジに反映されれば、会計効率が大幅に効率化され、手入力によるミスや作業の二度手間を大幅に削減できます。

また、POSレジの外部連携機能は、他にも経理システムや予約システムなど様々な外部システムとのデータ連携を可能にします。病院全体の省力化のためにも、外部連携機能はぜひ搭載しておきたい機能のひとつです。

スマレジの外部連携機能では、様々な外部システムとの接続が可能で、電子カルテ・会計ソフト・予約システムなどとの柔軟な連携を実現します。特に、動物病院であれば、下記の動物病院向け電子カルテと直接連携可能です

  • anirece cloud(アニレセクラウド)
  • iWan(アイワン)

また、スマレジが提供する「スマレジAPI」を活用すれば、API連携により様々な電子カルテとのデータ連携が可能になります。

機能2:会計業務を効率化する「自動釣銭機連携」

受付と会計を兼務することが多い動物病院では、会計業務の負担や現金授受ミスのリスクが常に付きまといます。特に、動物病院は開院時間が短い場合が多く、受付周辺は常に混雑しており、会計時の釣銭ミスや顧客対応の遅れが現場全体のストレス要因となることも少なくありません。

こうした課題に有効なのが、自動釣銭機です。会計時の現金授受を機械化することで、釣銭ミスの防止だけでなく、金銭管理の精度向上や現金締め作業の効率化が期待できます。さらに、スタッフが現金を直接触れる機会が減るため、衛生面のリスク軽減という側面もあります。

自動釣銭機は、人手が限られている現場において受付業務を省力化し、対応スピードを向上させる強力なツールとなります。

スマレジは、自動釣銭機とのスムーズな連携に対応しており、POS上で確定した金額に応じて釣銭を自動で払い出すことが可能です。

自動釣銭機

自動釣銭機

導入にあたっては、高額な機器を購入する必要がありますが、スマレジでは月額課金で導入できるサブスクリプションプラン(月額36,190円〜)も用意されているため、初期費用を抑えて手軽に導入を始められる点も魅力です。

機能3:飼い主とペットの情報を一元管理できる「顧客管理機能」

動物病院では、顧客=「飼い主」と「ペット」という二重構造の情報を扱うため、一般的な店舗以上に詳細で正確な情報管理が求められます。ペットの種類や年齢、病歴、予防接種の履歴などを適切に記録・管理できていなければ、継続診療や適切な処置に支障が出てしまう恐れもあります。

近年は電子カルテを導入する動物病院も増えていますが、まだすべての病院で普及しているわけではなく、小規模な医院ではPOSレジ側の顧客管理機能が中心となる場合も少なくありません

また、電子カルテと連携している場合でも、POSレジ側で来院履歴や購入履歴などマーケティング・販売管理の観点からの補完的な役割を担うことができます。

スマレジの顧客管理機能では、顧客情報に加えてサプリや予防薬などの購入履歴・来院履歴・担当スタッフなどを紐づけて管理できるため、カルテ的な活用も可能です。

スマレジの顧客管理機能

スマレジの顧客管理機能

施術内容や販売履歴と合わせて情報を蓄積できることで、リピーター対応の質向上や、顧客満足度の維持・向上にも貢献します

機能4:待ち時間の短縮と混雑緩和に役立つ「予約管理機能」

動物病院では、突発的な来院と定期的な診療が混在しているため、スムーズな予約管理による混雑回避が重要な課題となっています。もし、既存の予約システムを利用していない場合は、POSレジの予約管理機能が便利です。

ワクチン接種や健康診断、手術など、事前にスケジュールを把握しておくことで、診療の質を保ちながら効率的な対応が可能となります。また、リマインド機能を活用することで、再診や定期検診の来院率を向上させることも期待できます。

スマレジは外部の予約管理システムと連携が可能なほか、専用アプリをインストールすることで、簡単に予約管理を行うことができます。

スマレジの予約管理画面

スマレジの予約管理画面

電話や受付での予約情報を一元管理できるほか、WEB予約ページの作成も可能です。予約の抜け漏れやダブルブッキングを防ぎ、業務効率化とリピート率の向上に貢献します。

機能5:高額診療にも対応できる「キャッシュレス決済機能」

動物病院では、手術費や継続治療など数万円〜十万円規模の支払いが発生することも多く、キャッシュレス対応は現代の顧客ニーズに欠かせません。

また、現金管理に比べて会計時間を短縮できるため、スタッフの負担軽減と待ち時間削減にも直結します。クレジットカードはもちろん、QR決済や電子マネーなど、多様な決済手段を用意することが顧客満足度の向上にもつながります。

スマレジでは、専用決済端末「PAYGATE(ペイゲート)」を活用することで、POSレジと連動したスムーズなキャッシュレス決済を実現します。この1台で、主要なクレジットカード・電子マネー・QRコード決済すべてに対応します。

マルチ決済端末「PAYGATE」

マルチ決済端末「PAYGATE」

PAYGATEでは、医院・クリニック向けに特別手数料で利用できるプランが用意されています。詳細は下記の公式ページよりお問い合わせください。

機能6:医薬品やフードの管理を最適化する「在庫管理機能」

動物病院では、フィラリアやノミ・ダニなどの予防薬やフード、サプリメントなど専門性の高い商材を多数扱うため、在庫管理が煩雑になりがちです。

特に、医薬品は法的な保管義務や使用期限があり、在庫切れや過剰在庫を防ぐ正確な管理体制が必要とされます。また、療法食などの定期購入に対応するためには、POSレジの在庫管理機能を活用して、販売データと連動した在庫チェック体制を作ることが重要です。

スマレジの在庫管理機能では、商品ごとに在庫数・入出庫履歴・発注状況をリアルタイムで管理でき、スタッフが手作業で在庫確認する負担を大幅に軽減できます。

スマレジの在庫管理機能

スマレジの売上分析機能

さらに、バーコード運用や棚卸し機能も充実しており、少人数体制でもミスなく在庫を管理できる環境を整えることが可能です。

このように、POSレジの各機能は単なる「会計システム」の枠を超え、動物病院全体の業務効率化を実現するためのインフラとして機能します。獣医師や動物看護師が本来の業務に集中できるような体制づくりに、POSレジは大きく貢献するツールです。

それでは次に、動物病院に導入するPOSレジを選ぶ際に押さえておくべき注意点について解説します。

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動物病院がPOSレジを導入する際に押さえておく3つの注意点

POSレジは導入するだけで即座に業務が効率化されるわけではありません。目的に合った製品を選び、現場で正しく使いこなせる環境を整えることで、初めてその効果を最大限に発揮できます。

特に動物病院のように専門職が少人数で運営する業態では、「導入後に現場が混乱する」といった事態は避けなければなりません。そこで、動物病院がPOSレジを導入する際に注意すべき3つのポイントを解説します。

注意点1:クラウドタイプのPOSレジを選ぶ

動物病院にPOSレジを導入する際は、専用端末を使用するオンプレミス型ではなく、クラウド型のPOSレジを選ぶことをおすすめします。クラウド型POSレジは、インターネット環境があればどこからでもアクセスでき、リアルタイムで売上や在庫状況を確認できるのが大きな特徴です

また、機能の追加・変更も、アプリインストールなど、オンライン上で簡単に行えるため、診療内容や運営体制の変化に柔軟に対応できるというメリットもあります。

さらに、コスト面でのメリットも大きく、スマレジをはじめとしたクラウド型POSレジの多くは、市販のタブレットをレジ端末として活用するため、専用機材の購入が不要になります。さらに、月額利用料のみで始められるサービスも多く、初期費用や保守・アップデートにかかる費用を抑えやすい傾向があります。

例えば、iPadをレジ端末として活用するスマレジの場合、再生品などの安価な端末と必須の周辺機器だけ揃えれば、15万円程度からクラウドPOSレジの運用を開始することが可能です

一方、専用POS端末はハードウェアやソフトウェアの購入・設置にかかる初期費用が大きく、導入後のアップデートや保守対応にもコストと手間がかかるのが一般的です。省力化・効率化を低コストで実現したい動物病院にとって、クラウド型POSレジは柔軟性と経済性のバランスが取れた選択肢といえるでしょう

注意点2:電子カルテや既存システムとの連携可否を必ず確認する

動物病院でPOSレジを導入する際には、既存システムとの連携が可能かどうかを事前にしっかり確認することが不可欠です。特に、電子カルテとの連携可否は、動物病院の業務効率化や省力化に直結する重要なポイントです

また、電子カルテ以外にも、予約システム・会計ソフト・顧客管理ツールなど、病院ごとに導入しているシステムは様々です。これらとPOSレジが連携できない場合、POSレジ側で機能を補完する必要があるため、導入するPOSレジに求められる要件が大きく変わってきます。

例えば、既存の予約システムと連携できないのであれば、POSレジに予約管理機能を導入するか検討する必要が出てきます。逆に、すでにしっかりした外部システムを活用しているなら、POSレジには最小限の機能で済む場合もあります。

つまり、どの機能をPOSレジに求めるかは、既存システムとの連携可否によって変わるということです。導入を検討する際は、API連携の有無や、使っている外部サービスとの互換性について、事前にベンダーへ確認することが重要です。

注意点3:スタッフのITリテラシーに配慮したレジ選びをする

POSレジ導入の注意点として、重要ながら見落とされがちなのが、「スタッフが無理なく使いこなせるかどうか」という視点です。どれほど高機能で優れたシステムでも、現場のスタッフが使い方を理解できなければ、業務の効率化どころかかえって混乱を招く恐れもあります。

特に動物病院では、受付や会計を動物看護師が兼務しているケースも多く、ITに不慣れなスタッフが操作を担当する可能性も十分にあります。人材が不足しがちな小規模の動物病院であればなおさら、POSレジが誰もが直感的に操作できる設計になっているかどうかは非常に重要なポイントになります。

そのため、POSレジを選ぶ際は、実際の画面操作や業務フローを想定して操作性を確認することが重要です。ベンダーによる導入サポートや、マニュアル・動画・問い合わせ体制などの教育・支援サービスの充実度も、長く使い続ける上で大切な判断材料になります。

スタッフがストレスなく扱えるPOSレジを選ぶことが、動物病院の省力化の効果を最大化するための大事な要素です。

POSレジを導入する目的は、ただ新しいシステムを入れることではなく、現場の業務をどれだけ効率化・省力化できるかにあります。そのためには、製品選びの段階で現場の状況や既存システムとの関係性を丁寧に見極めることが欠かせません

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100以上の機能!なんでもできるPOSレジ
1〜100店舗以上まで、どんな業種・お店にも対応
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「スマレジ」は動物病院の省力化に貢献するクラウド型POSレジ

スマレジは、店舗・クリニック・サービス施設など多様な業種での導入実績が豊富なクラウド型POSレジです。市販のiPadを端末として利用するため、シンプルな構成で初期導入も手軽な点が特長です

動物病院のように、受付・会計・在庫管理・予約管理など多岐にわたる業務を少人数でこなす現場では、特にクラウド型POSレジの柔軟性が大きなメリットとなります。スマレジには、下記のようなクラウドならではの利点があります。

クラウドPOSレジの利点

  • リアルタイムで売上や在庫状況を確認できる
  • 複数の端末や拠点でデータを共有できる
  • オンライン上で機能の追加、設定変更が可能
  • アップデートが自動で行われ、常に最新の状態で運用できる
  • 専用POSレジに比べて導入費用が安価

また、スマレジは拡張性の高さも特徴のひとつであり、電子カルテをはじめとした様々な外部システムやサービスとの連携にも対応しており、業務全体の効率化を後押しします。

そして操作面ですが、スマレジの操作画面はiPadをベースにした直感的なインターフェースとなっており、ITに不慣れなスタッフでも迷わず操作できるよう設計されています。

クラウド型の柔軟性、操作性、拡張性を兼ね備えたスマレジは、動物病院の限られた人員でも効率よく運営できる体制づくりを支援する、非常に有効なPOSレジです。

まとめ

動物病院では、人手不足という課題を抱える中で、いかに効率的に現場を回すかが大きなテーマとなっています。その解決策の一つとして、POSレジは会計処理の効率化にとどまらず、顧客管理・在庫管理・予約管理など多岐にわたる業務を省力化できる強力なツールです。

特に、限られたスタッフで動物たちの診療を支える体制を維持するには、専門職が本来の業務に集中できる仕組みづくりが欠かせません。そういった意味でも、動物病院に適したPOSレジを選び、しっかりと活用していくことは、現場の生産性と顧客満足度を高める上で非常に有効な施策といえるでしょう。

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