soupstocktokyo

ケーススタディ40

Soup Stock Tokyo

業態
:飲食
形態
:入れ替え
店舗数
:58店舗
利用機能
:プレミアムプラス・リテールビジネス
株式会社スープストックトーキョー 経営管理本部 システム部 香西弘之さま
 

既存レジからの入れ替えコストを上回るメリット

食べるスープの専門店として全国に約60店舗を展開しているSoup Stock Tokyoは、駅ナカをはじめとする商業施設内にあることが多く、ショッピングの合間や仕事帰りに温かいスープを気軽に楽しむことができます。おいしくて優しいスープで心も体も満たしつつ、ファストフード店としてスピーディーに注文を受ける一面も持つSoup Stock Tokyo。そのシステムの裏側を支える、経営管理本部システム部の香西弘之さんに、スマレジに変えたことのメリットや、これから進めたい事業に繋がるアプリの活用まで広くお話を伺いました。

ーまずは、タブレットPOSのレジを選ばれた理由やきっかけを教えてください。また、その中でもなぜスマレジを選んでいただいたのでしょうか?

タブレットPOSレジを選んだ理由は、初期導入コストを抑えられることと拡張性です。もともとは他社のPOSレジを使っていたのですが、新しいことに取り組むために他のシステムと連携しようとすると、開発にコストも時間もかかります。生活様式の変化に合わせて変えて行かなければならないことも多いなか、周辺システムとの連動性を高められるレジに変えようと考えたこともきっかけです。数あるタブレットPOSのなかでもスマレジを選んだのは、当社のグループ企業で既に導入しており、スムーズに進められた経験があったからですね。あとは、連携できるアプリが豊富だったのも決め手でした。
スマレジ・ケーススタディ:soupstocktokyo

レジ入れ替えでもなるべく使いやすいように、iPadの設定で文字サイズなどを調整

ー導入にあたり、どのぐらいのコストや手間がかかりましたか?

レジ入れ替えのコストに関しては、もともと使用していたグローリーの自動つり銭機とも連動できたりと、思っていたより安価に進められました。ただ、元々当社仕様にカスタマイズしたレジを使っていたこともあり、日々の業務と直接紐づくレジの変更には、ハレーションや混乱があったのも事実です。特に、当社の運用上必要になる集計レシートやデリバリーレシートを出すための開発を進めるのは大変でした。しかし、それらの導入が終われば機器の手配などはスピーディーにできましたし、Soup Stock Tokyoのネイティブアプリとの連動もスムーズでした。結果として今では、導入の大変さを上回るメリットが得られている実感があります。

ーレジ操作に関して、スタッフの皆さんの反応はいかがでしたか。また、教育はどのようにされましたか?

以前のレジに慣れているスタッフにとっては、最初は画面が小さく感じたようですが、iPadの設定で文字サイズを調整したり、端末側でできる範囲のことをしました。操作の教育は、トレーニングモードを使えば30分ほどで慣れて、1日もあれば理解ができるようなので、特に困ってはいません。当社のスタッフは学生が多いこともあり、タブレット操作に慣れているのでしょうね。マニュアルとして、レシートの見方が以前のレジから変わったので、「今までのレジのレシートでここに印字されていた情報は、スマレジのレシートだとここにあたります」といった資料を作ったりはしました。

今までは「一大事」だった業務も、簡単な操作で完結

ー全ての業務と密接に関わるレジを変えると、現場の戸惑いも起こり得ますよね。移行して、日常的に「スマレジに変えて便利になった」と感じることがあれば教えてください。

店舗のレジの機能や設定を本部側で変更できるので、複数店舗管理が大変やりやすくなりました。今までのレジシステムだと、設定漏れがあった場合はリモートでレジ端末を操作してパラメータを変える必要があったので、それだけでもひと仕事です。スマレジに変えてからは、本部で設定を変更した後に、店舗のレジで同期ボタンを押してもらうだけで解決します。また、以前のレジでは、スタッフがレジ操作をミスしたときの対応がとても大変だったのですが、そういった人的トラブルへの対応もスムーズになりました。

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食べるスープのメニューは季節に合わせて定期的に替わります。頻繁なメニュー入れ替えもスマレジならスムーズ

注文一括管理のアプリで「脱・タブレット地獄」

ースマレジ・アプリマーケットのアプリ『TakeMe Order』は、店舗での注文やモバイルオーダー、他社デリバリーオーダーなどを一括管理できるアプリですが、どのようなオーダーを一括管理しているのでしょうか。

店頭のスマレジで受けた注文、デリバリーアプリの注文を集約するCAMELというサービス、そして『TakeMe Order』のモバイルオーダーで受けた注文を集約しています。複数の入り口から注文が来ても、キッチンでは『TakeMe Order』の画面を見ればいいだけなので、巷で言われる「タブレット地獄」が無くなりました。今後は事前注文も可能にする予定で、実装された際はそのオーダーも一括で管理できるようになります。お客さまの利便性向上とスタッフのオペレーションのスムーズさ、両方を叶えられるアプリだと思います。

ー『TakeMe Order』を導入した背景を教えていただけますでしょうか

背景には、これから目指す当社のスタイルがありました。今までのように大きな商業施設ではなく、生活動線の中に店舗を構えて、お客さまのライフスタイルのなかでシームレスに持ち帰っていただける仕組みができたらいいなと。そのためには、ご自宅や、帰りの電車の中などであらかじめ注文していただく必要があります。そこで、事前注文のシステムの導入を検討したのが1年半ほど前のことです。
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レジで注文と会計を済ませてから、席で食べるスタイル

店舗オペレーションのかゆいところに手が届く

ーもともとは、多方からの注文の一括管理ではなく、事前注文の機能を目的に使い始めたのですね。事前注文を可能にするサービスの中で、なぜ『TakeMe Order』を選ばれたのでしょうか。

導入を検討している際、似たようなサービスが乱立していたのですが、店舗売上とは別で売上が計上されるものだったり、既に使っていたスマレジと連携できなかったりなどで、決めかねていました。そんな時、知人から紹介してもらったのが『TakeMe Order』です。事前注文システムのデモを見せてもらったのですが、本当に業務を理解して作り込んでもらえそうな開発陣のメンバーで、仕組みがこれから進化していきそうな期待感が決め手になりました。

ーさまざまな類似サービスを比較検討された後に選ばれた『TakeMe Order』に、これから期待していることがあれば教えてください。

Soup Stock Tokyoのネイティブアプリとも連携できるようになると嬉しいです。さらに言えば、モバイルオーダーの画面が当社の世界感に合ったデザインにカスタマイズできるようになると、ブランディングという視点でもありがたいですね。モバイルオーダーもお客様との重要なタッチポイントなので、そのあたりには期待したいです。一方で、店舗側としては、今後はお客様個人のお好み、特徴、来店時間帯などのデータベースをもとに、「おもてなし」にも注力していきたいと思っています。ファストフード店でできるおもてなしの形を模索しながら、他社との差別化を図っていきたいですね。
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『TakeMe Order』でこれから実現したいのは、事前注文。店舗に着く前にオーダーして、待つことなく温かいスープをピックアップできる

ー最後に、お店のPRをお願いします。

Soup Stock Tokyoは「食べるスープの専門店」としてさまざまなスープをご用意しており、ご自宅で簡単にお召上がりいただける冷凍スープやレトルトカレーなども手がけています。また、待望のフリーズドライ商品も今年から販売を開始し、アウトドアなど色々なシーンでも使っていただくことを目指しています。いつでもどこでさまざまなスープを楽しんでいただけるSoup Stock Tokyoを、ぜひご自身に合ったスタイルで召し上がってみてください。
スマレジ・ケーススタディ:soupstocktokyo

手軽なランチから大切な人へのギフトまで、幅広いシーンで愛されているSoup Stock Tokyo。今後は大型商業施設以外へ出店も視野に入れているとのことで、今よりもっと身近・手軽に美味しいスープをいただけるようになるのがとても楽しみです。


導入について、
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株式会社スープストックトーキョー
〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-10-23 シティホームズ中目黒203
「世の中の体温をあげる」をミッションに掲げる、食べるスープの専門店です。
業態・業種
飲食・レストラン
店舗数
58店舗
売上
非公開
スタッフ人数
1,700名
記事作成:2022/12/16

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