セルフレジの問題点とは?
よくあるトラブルと解決策まとめ!
更新日:2023/07/26
スーパーを中心として、セルフレジを設置する店舗が増えてきています。これは、スタッフの負担軽減をはじめとして感染予防や人件費の節約など多くのメリットがあるためです。一方で、導入によってトラブルが発生するケースも少なくありません。本記事では、セルフレジで起こりやすいトラブルを紹介しながら、具体的な解決策も説明するのでぜひチェックしてください。
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セルフレジで起こりがちなトラブルとは
セルフレジに関するトラブルには、複数のパターンがあります。以下で紹介する4つは、そのなかでも特に発生しやすくて警戒が必要なものです。
1.慣れていないお客さんへの説明に時間がかかる
セルフレジは、簡単に使えるように設計されているので、慣れている人はスムーズに会計ができます。
ディスプレイに操作の手順が表示されることから、その通りに進めるだけで支払いを済ませることが可能です。
手順ごとに詳しい説明があるので、初めてのお客さんでも困ることは少ないといえます。
しかし、高齢者や機械が苦手な人は、操作の仕方を理解できないことも少なくありません。
もし、手間取っている様子を見かけた場合、スタッフは自分の作業を中断してサポートすることが必要です。
なかには、お客さんが自分から助けを求めるケースも見受けられます。
いずれにせよ、何度も説明を繰り返したり、間違った操作を取り消したりするなど、対応に時間を取られることが多い傾向です。
2.万引きや支払い忘れが起こる
セルフレジの場合、会計にスタッフは立ち会いません。
そのせいで、万引きのリスクが大きくなる点には気をつける必要があります。
なぜなら、意図的に支払いを省略して不正に商品を持ち帰ってしまう人もいるからです。
また、万引きしようと考えていなくても不注意で支払いを忘れてしまう人も考えられます。
このトラブルが起こりやすいのは、商品のバーコードをスタッフが読み取る方式の店舗です。
そのデータをもとにお客さんに請求額が提示されるので、セルフレジで支払って会計を済ませます。
しかし、読み取りが完了した時点で精算も終了したような感覚になり、そのまま商品を外に持ち出してしまうケースもあるのです。
3.お客さん同士のトラブルが発生する
セルフレジが原因で、お客さん同士がもめてしまうシチュエーションも見受けられます。
店内の混み具合によっても異なりますが、うまく操作できないお客さんがいる場合、順番待ちの列が長くなりがちです。
待ち時間が延びることに腹を立て、別のお客さんが文句を言った結果、ケンカに発展することもあります。
また、お客さんの操作に問題がなくてもセルフレジが1台しかないような店舗では、自分の会計までに時間がかかりやすい傾向です。
このような原因で怒ってしまった場合も、お客さん同士でいがみ合う事態になりかねません。
場合によっては、暴力が振るわれたり商品の破損につながったりするケースもあるため、スタッフには早期の仲裁が求められます。
4.自動釣銭機でお金が詰まる
セルフレジと自動釣銭機は、セットで運用するのが一般的です。
自動釣銭機は、とても便利な機器ですが、お札や小銭を内部で詰まらせてしまう可能性があります。
そうなった場合、復旧までに時間がかかることもあるため、セルフレジの代わりにスタッフが会計を担当するケースもあるでしょう。
また、自動精算の際、本来ならお札で会計をするような金額でも、小銭を大量に投入して支払うお客さんもいます。
このとき、硬貨が規定の枚数をオーバーすると、正しく処理できないというリスクもあるのです。
機械がエラーを起こして停止するだけでなく、故障して修理が必要な状況に陥ることもありえます。
セルフレジのトラブルを防ぐ!4つの解決策
上記のようなトラブルが起こると、店舗の回転率が下がるなど、さまざまな悪影響が生じるでしょう。ここでは、それらを防ぎやすくするための効果的な4つの解決策を紹介します。
1.スタッフを十分に教育する
セルフレジでトラブルが起こっても、スタッフが適切に対応できれば、大きな問題に発展することは避けられます。
そこで、ポイントになるのはスタッフに十分な教育を施しておくことです。
他店の事例などを参考にしつつ、多様なトラブルに対する処置を指導しましょう。
例えば、操作方法がわからずに困っているお客さんを想定し、適切な説明の仕方を覚えさせることは大切です。
硬貨が詰まった状況に関しても、スタッフがどのように立ち回るべきか教えなければなりません。
また、これらの内容が載っているマニュアルを作成し、いつでも参照できるようにしておく必要があります。
スムーズに実施できるように、事前に練習しておくと安心です。
2.お客さん向けに操作方法をわかりやすく案内する
スタッフの説明がなくても操作方法を把握できるように、お客さん向けの案内に力を入れましょう。
具体的な方法として、詳細な手順が書かれたポップを用意することが挙げられます。
初めて来店した人にも、会計で困ってしまう前に見てもらうことが理想です。
セルフレジの近くにある柱など、目立つ場所を選んで貼るように心がけてください。
そうすると、順番待ちなどの際に読んでもらえる可能性が高くなります。
また、セルフレジの周辺に、あらかじめサポート役のスタッフを配置しておくことも有効です。
お客さんが操作に手間取っている場合や、何らかのトラブルが発生した場合に、すみやかに対応できるようになります。
3.防犯カメラを設置する
レジ会計時の不正に関しては、セルフレジの周辺に防犯カメラを設置すると被害を減らせます。
万引きの犯人を撮影して証拠を確保できますし、リアルタイムで監視して駆けつけることも可能です。
支払い忘れを発見したときも注意できるなど、会計の正常化に大きく貢献してくれます。
台数が多いほど、撮影できる範囲が広くて効果を見込めますが、その分だけ費用がかかるので予算を考慮して用意しましょう。
また、「防犯カメラ稼働中」のような警告の文言を店内に掲示すると、セキュリティ強化に熱心であることをアピールできます。
これだけでも抑止力を得られるため、防犯カメラの設置と同時に実施することが得策です。
4.サポートが充実したセルフレジを選ぶ
セルフレジは、電子的な機器のため、内部でトラブルが発生した場合、店舗のスタッフが行える処置は限られています。
そのため、エラーや故障が発生したときはメーカーに復旧を依頼するのが基本です。
ただし、一口にメーカーといっても対応の仕方やサポート力には差があるので、それらが優れているところを選んでおけば、連絡後にすぐ動いてくれるので心強いでしょう。
万が一の際でも、レジ業務が停止して困るような事態には陥りにくくなります。
そのため、セルフレジを選ぶ場合は価格や機能だけを判断基準にしてはいけません。
安心して運用できるように、サポートの充実度も十分に考慮する必要があります。
セルフレジを導入するならスマレジ
セルフレジの導入を検討しているなら、さまざま面でスマレジがおすすめです。スマレジは、セルフレジだけでなく、セミセルフレジにも対応しています。
後者のスタイルで利用すれば、精算の操作だけをお客さんに任せることも可能です。
また、システムの構成がシンプルで直感的に扱えるように配慮されています。
そのため、初めて来店する人や機械が苦手な人でも、迷わずに使える可能性が高いです。
なお、トラブルでエラーが発生した場合、液晶画面に解除方法が表示されるので、スムーズな復旧を目指せます。
サポートしてくれる担当者は、スマレジ専門の研修を受けて検定にも合格済みです。そのため、どのようなトラブルの対応も安心して任せられます。
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セルフレジ導入の際はよく準備すればトラブルを回避できる!
セルフレジには、発生しやすいトラブルがあります。しかし、多くの場合はスタッフの教育やマニュアルの整備を丁寧に行うことで、回避できるため、心配はいりません。
メーカーのサポートも受けられるため、導入を前向きに検討するのが得策です。スマレジなら機能とサポートの両面で満足できるでしょう。
ぜひ資料請求やオンライン相談の申し込みを検討してみてください。