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セミセルフレジでよくあるトラブルとは?
トラブルを回避する5つの解決策!

更新日:2023/08/02 セミセルフレジでよくあるトラブルとは?トラブルを回避する5つの解決策!

セルフレジを導入する飲食店や小売店などが増えてきています。
メリットやデメリットを比較する過程で、セルフレジの中でも「セミセルフレジ」に興味を抱いている経営者や担当者は多いでしょう。
同時に、セミセルフレジの導入によるトラブルの発生を懸念している人も少なくないようです。
本記事では、セミセルフレジで起こりがちなトラブルと、その防止策や解決方法について詳しく解説します。

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この記事の目次

セミセルフレジとは?セルフレジとはどう違う?

最初に、セミセルフレジについて解説します。また、単にセルフレジと表現されることの多いフルセルフレジとの違いについてもまとめます。

1.セミセルフレジとは

セミセルフレジとは、商品のバーコードの読み取りや価格の入力はスタッフが行い、その後の精算作業はお客様自身が行うタイプのレジのことです。
お客様が行う精算作業には、カードの読み取りや現金の投入、釣り銭の受け取りなどがあります。
バーコードの読み取りなどを行った後、スタッフがお客様を会計自動精算機へと誘導し、そこでお客様自身が精算作業を行う流れが一般的です。
商品の袋詰めや店舗独自のポイントの付与などは、導入するセミセルフレジのシステムにより対応者が異なります。
店舗のスタッフが行うタイプもあれば、お客様自身が行うタイプもあります。
これまでスタッフがほぼすべて行ってきたレジでの対応の一部を、お客様自身にお任せするスタイルのレジがセミセルフレジであるといえるでしょう。

2.セルフレジとの違い

セルフレジ(フルセルフレジ)は、商品のバーコードの読み取りから会計作業まで、すべてお客様自身が行うタイプのレジのことです。
バーコードのついていない商品を取り扱う場合も、タッチパネルなどでお客様自身が購入商品を選択し、精算します。
スタッフとお客様の間でカードや現金のやり取りがない点はセミセルフレジと同様です。
セルフレジを導入している店舗では、ほぼ無人で商品を販売しているところも出てきています。

ただし、客数や商品数の多い店舗や規模の大きな店舗では、セルフレジを導入したとしても無人での対応は難しいでしょう。
商品のバーコードを探したり、バーコードのついていない商品の登録をお客様自身が行ったりする必要があるためです。
セミセルフレジと比べてお客様に負担をかけてしまうため、お客様によっては、むしろ利用のハードルが高くなるケースがあります。また、回転率も低下しかねません。

セミセルフレジで起こりがちなトラブル5選!

セルフレジで起こりがちなトラブル5選!

セミセルフレジは非常に便利であり、導入店舗にいくつものメリットをもたらします。一方で、トラブルもないわけではありません。ここでは、セミセルフレジ導入で起こりがちな代表的なトラブルを5つ紹介します。

1.お客様への説明に時間がかかる

バーコードの読み取りなどは店舗のスタッフが行うセミセルフレジでも、精算の作業はお客様自身が行わなければいけません。
操作方法や流れはディスプレイに表示されますが、不慣れなお客様の場合、初見で操作するのは容易ではないでしょう。
何度か利用していたとしても、やはり慣れるまでには時間がかかるケースがあります。
操作に戸惑っているお客様がいた場合は、スタッフなどが対応せざるを得ません。
操作方法の説明やサポートなどの対応に時間が取られるといったトラブルが想定できます。
バーコードの読み取りなどを行っているスタッフが精算作業を行うお客様にも対応すると、レジのうしろで待っているお客様にも迷惑がかかります。
レジ担当以外のスタッフが対応する場合でも、そのスタッフが本来の業務に集中できなくなるといった事態も起こりうるでしょう。

2.支払いを忘れて帰るお客様がいる

セミセルフレジの仕組みをよく知らないお客様の場合、支払いを忘れて、そのまま店を出て行ってしまうケースもしばしばあります。
バーコードの読み取りを含めた商品スキャンと会計が別となるので、商品スキャンの時点で支払いが終わったと勘違いしてしまうことが主な原因です。
あるいは、スタッフが次のお客様の商品スキャンの作業に移っているため、故意に支払いをせずに店を出るケースがないともいえません。

すぐにスタッフが気づけばそこまで問題は大きくなりませんが、会計を済ませずに退店したお客様を見失ってしまうと、さらに大きなトラブルへと発展しかねないでしょう。
特に、レジが混んでいると、会計を済ませたかどうかを個別に確認するのは困難です。
レジ担当とは別に監視役のスタッフの配置も可能ですが、セミセルフレジの導入により、さらに人件費が増えてしまえば本末転倒ともいえます。

3.お客様同士でけんかが起こる

前述のような事態を含むトラブルにより、お客様同士で言い争いなどが起こる可能性もあります。
セミセルフレジに慣れておらず操作方法がわからないお客様が戸惑っていると、待ち時間がどうしても長くなってしまいます。
前のお客様が精算を終えなければ、次のお客様も精算へと移れません。長時間待たされたお客様が腹を立て、トラブルが起こるケースはなくはないでしょう。
そのような事態となれば、当然、スタッフが間に入る必要が生じます。
他のお客様にも迷惑ですし、スタッフにも危険が及びかねません。
場合によっては、さらに大きなトラブルへと発展するリスクもあります。

4.硬貨の大量投入で機械が故障する

キャッシュレス決済のみならず現金での支払いも可能としている場合、紙幣や硬貨の投入の仕方次第では、機械が故障してしまうリスクがあります。
一時的なトラブルであり、スタッフがすぐに直せる場合もありますが、スタッフでは対応が困難な故障が発生するケースもあるでしょう。
特に、セミセルフレジの自動精算機に硬貨を大量に投入した際に起こりがちなトラブルです。
セミセルフレジの扱いに慣れていない人の中には大量の硬貨を一度に、あるいは、無理やり入れようとする人もいます。
機械が停止してしまい、他のお客様に迷惑をかける事態にも発展しかねません。
硬貨の取り扱いに手数料を設定する金融機関が増え、セミセルフレジで大量に硬貨を使おうとする人が出てきたことも、こうしたトラブルの頻発へとつながっているようです。

5.機械が不具合を起こす

上記のように、紙幣や硬貨の大量投入により精算機が故障するほかにも、機械系のトラブルが起こることがあります。
多くのセミセルフレジではバーコードリーダーやタブレット端末などを使用しますが、それらが故障するケースは想定できるでしょう。
バーコードリーダーが商品を認識できない、重量センサーが誤作動を起こす、決済機器が作動しないなどが代表的な例です。
こうしたトラブルの原因のすべてが、お客様やスタッフにあるとは限りません。
セミセルフレジのシステムや機器を提供している会社側の問題でシステム障害が起こるケースもあります。
そのような場合、復旧するまでは現金払いでしか対応できなくなるでしょう。
こうしたトラブルが頻発する場合には、店舗側に非がなかったとしても、店舗の信頼性に悪影響を及ぼす可能性があります。

セミセルフレジのトラブルを防ぐ5つの方法!

セルフレジのトラブルを防ぐ5つの方法!

店舗側で防ぐのが難しいトラブルもありますが、防止策の徹底により、トラブルの発生頻度を減らしたり程度を抑えたりすることは可能です。ここでは、セミセルフレジのトラブルを防ぐ5つの方法を紹介します。

1.スタッフを十分に教育する

セミセルフレジの導入は、スタッフの負担を大きく軽減するメリットがあります。
しかし、スタッフの教育をおろそかにはできません。特に、セミセルフレジ導入当初は、スタッフの理解や知識がトラブルの回避へとつながるでしょう。
研修を行い、セミセルフレジの操作方法をスタッフ全員が理解しておくことが重要です。
お客様によって購入する商品も量も、支払い方法も異なります。
すべてのお客様に対応できるような教育の徹底がトラブル回避のポイントです。

また、トラブルが起きてしまった際の対処法も共有しておきましょう。
トラブルもさまざまであるため、想定されるトラブルすべてに対応できるようにしておきます。
教育や共有がしやすいよう、マニュアルの整備も欠かせません。
加えて、セミセルフレジに戸惑ったり焦ったり、あるいは怒ったりするお客様へも丁寧に対応できるような接客術に関する教育も重要です。

2.案内を充実させて必要に応じてフォローする

スタッフの負担を極力減らすためには、セミセルフレジをお客様自身で不便なく使えるようにする工夫が求められます。
お客様に向けた、セミセルフレジの利用方法などを記載した案内ポップの作成と掲示も、トラブルの防止策となるでしょう。
その際は、イラストなども取り入れながら、世代等にかかわらずわかりやすい案内にしておく必要もあります。
同じ内容でも、ディスプレイに表示されているだけで拒否反応を示してしまう人は少なくありません。
その横などに紙ベースの案内ポップがあるだけでも、セミセルフレジの使い方を理解しようとしてくれる人は増えるでしょう。
操作に困ったお客様をサポートするスタッフの配置も、トラブル回避策の一つとなります。

3.防犯カメラを設置する

お客様が支払いをせずに店舗を出て行ってしまうケースや、お客様同士で言い争いをするようなトラブルへの対処には、防犯カメラの設置が有効です。
支払いをしたと勘違いして退店するお客様に対しては、それが誰なのかの特定がしやすくなります。
故意に支払いをせずに店を出て行こうとうするお客様に対しては、大きな抑止力となるでしょう。
防犯カメラの設置だけではなく、「防犯カメラ稼働中」などのサインを、お客様の目につくところに掲げる方法も同時に行うと、さらに効果的です。
店側が不正を常に監視しているとのアピールとなるため、特に故意の不正を防ぎやすくなります。
人件費削減を目的にセミセルフレジの導入を検討している店舗では、特にトラブル回避に大きな効果を発揮してくれるでしょう。

4.定期的にメンテナンスを行う

セミセルフレジの故障のリスクを下げるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
サービスやシステムを提供する会社にしかできないメンテナンスがある一方で、店舗側で可能なメンテナンスもあります。
丁寧な清掃や消耗品の交換などは、店舗側で対応可能でしょう。
システムのアップデートやセキュリティチェックなども重要です。
導入して終わりではなく、扱い方次第でトラブルの頻発を防ぎ、機器も長持ちすると認識しておく必要があります。

5.サポートが手厚いサービスを選ぶ

店舗側で回避が難しいトラブルの多くは、セミセルフレジのサービスやシステムを提供する会社のサポートにより対応することになります。
サポートの手厚いサービスを選択できれば、万が一トラブルが生じても、的確かつスムーズに対応してもらうことが可能です。
サポート内容はもちろん、トラブル発生時の連絡方法も確認しておきましょう。
サポートに関する料金や対応スピードの事前確認も重要です。
同時に、定期メンテナンスを行ってくれるサービスを選ぶと、よりトラブルを未然に回避しやすくなるでしょう。

セミセルフレジの導入で解決できる課題は多い!

セルフレジの導入で解決できる課題は多い!

ここまでセミセルフレジの導入で想定されるトラブルや、その対策について説明してきましたが、セミセルフレジの導入は、それ以上に多くの課題の解決に役立ちます。ここでは、セミセルフレジの導入で解決できる課題や、セミセルフレジだからこそ得られるメリットを紹介します。

1.現金管理業務の負担

お客様とスタッフが直接現金のやり取りをしない点は、セミセルフレジの特徴の一つです。
この特徴により、受け取った現金の計算や釣り銭の間違い、レジへの入力ミスなどが防ぎやすくなります。
セミセルフレジ導入により現金の過不足が解消できれば、レジ締めの業務や売上金の管理もしやすくなるでしょう。
現金の管理業務の負担といった課題解決により生み出された時間を、在庫管理や翌日の営業準備のためにも活用可能です。

2.人手不足

セミセルフレジの導入により、これまでスタッフが行っていたレジ業務の一部が削減できます。
必要なスタッフ数も減らせ、人手不足の課題も解消できるでしょう。
結果、人件費の削減効果が得られます。また、新たな人材確保や採用者への教育の機会も減らせるので、採用コストや育成コストの削減も可能です。
さまざまな経費の削減により、利益の向上にもつながります。

3.レジの長い待ち時間

お客様がレジにとどまる時間が減ると、経費削減だけではなく、顧客満足度向上の効果も得やすくなります。
時間的に余裕のあるお客様ばかりではありません。時間的に余裕があっても心理的に余裕がなければ、レジの待ち時間が長いことで店側に不満を持つ人も出てくるでしょう。
レジの行列を目にし、入店や商品の購入を諦めるケースもあります。
セミセルフレジの導入により会計作業を別にするだけでも、レジの長い待ち時間が解消され、さらに回転率も上がります。
お客様の肉体的な負担軽減のみならず、心理状態にもよい影響を与えられる点が、セミセルフレジ導入の大きなメリットの一つです。

4.会計ミス・不正

現金での商品購入やサービスの利用が可能な店舗では、セミセルフレジと同時に自動釣銭機が導入されるのが一般的です。
自動釣銭機は、精算された金額を投入しなければ会計が処理されない仕組みになっています。
この仕組みにより、スタッフは現金を基本的に取り扱わないため、釣銭の渡し間違いを含めた会計ミスとともに、スタッフ側の不正も防げます。
入金から出金までの現金の出し入れはPOSレジにも記録されるので、スタッフにも安心してレジでの対応を任せられるでしょう。
また、フルセルフレジでは、購入した商品をお客様がスキャンせずに袋詰めする不正行為も想定されます。
セミセルフレジであれば、そのような不正防止も可能です。

5.感染症対策

セミセルフレジの導入は、衛生面でもメリットがあります。説明してきたように、スタッフとお客様の間で現金のやり取りがなくなるため、感染症対策の一つとして機能します。
スタッフの安全を守るだけではなく、お客様の心理的不安を取り除く効果も期待できるでしょう。
衛生面の配慮がされていない店舗の利用を避けるお客様も少なくありません。
セミセルフレジの導入は、こうした客層の確保にも役立ちます。
また、セミセルフレジ導入による混雑の緩和も感染症対策へとつながります。

6.キャッシュレス化

セミセルフレジでは、現金以外にもクレジットカードや電子マネー、QRコードなど、各種決済方法に対応可能です。
商品の購入時は、基本的にお客様が自身の決済方法を選択し、支払いを行います。多様な決済方法の中から、スタッフがその都度確認する必要はありません。
お客様ごとに支払い方法は異なっても、各お客様は自身の慣れた方法で決済ができるので、スピーディーに会計を済ませられるでしょう。
さまざまな決済方法に対応するキャッシュレス化は、幅広い客層の獲得効果も得られます。

セミセルフレジはお客様からの評判も良い!

複数の調査によると、セミセルフレジに抵抗を感じる人は少なく、好印象を持っている人の方が多くなっています。
今後も、この傾向は続くでしょう。キャッシュレス化が進んでおり、衛生面を気にする人も多く、時間を重要視する人も増えているためです。
スマートフォンやタブレットなどの普及により、若い世代を中心に、セミセルフレジを受け入れる傾向は強まっています。
操作も一度で覚えられ、はじめてのシステムでもさほど難しくはないととらえる人が多いのでしょう。
お客様のことを考えるのであれば、むしろ、セミセルフレジの導入は積極的に検討する価値がありそうです。

セミセルフレジを導入するならスマレジがおすすめ!

スマレジ」であれば、拡張アプリ「精算機」をiPadにダウンロードするだけで、セミセルフレジでの販売をスタートできます。
精算画面もわかりやすく、操作も簡単です。
はじめてセミセルフレジを利用するお客様でも、戸惑うことはないでしょう。
業種も問いません。飲食店や小売店はもちろん、クリニックや宿泊施設など、さまざまな業種で利用できます。
アフターサービスも充実しています。コールセンターは365日対応しており、メールも利用プランにかかわらず最短で当日に対応可能です。

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セミセルフレジで利便性や顧客満足度を向上させよう!

セミセルフレジ導入により、経費削減やキャッシュレス化への対応が可能です。
また、回転率やお客様の利便性の改善が図れ、顧客満足度の向上効果も狙えます。今後は、人手不足やキャッシュレス社会の影響により、さらにセミセルフレジへと移行する企業や店舗が増えると予想されます。
導入の際には、導入のしやすさやサポート体制に注目しサービスを選ぶと、安心してセミセルフレジの利用をスタートさせられるでしょう。